昭和の名品 – 千趣会のロイヤルペットシリーズとは –

ロイヤルペットシリーズ1

日本のデザイン界に隠れた名品があります。

それがこのロイヤルペットシリーズです。

1960年代に千趣会(ベルメゾン運営会社)が製造販売をしていたインテリアオブジェです。

これは知名度こそありませんしヴィンテージ界でも重要な存在ではありませんが、かなりレベルの高い良い製品だと私は思っています。

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昭和の日本が考えたお洒落な木製オブジェ

ロイヤルペットシリーズ2

このロイヤルペットシリーズはこけし職人により無垢材を削り出して一つ一つ作られた木製インテリアです。

北欧の木製オブジェを参考にしてデザインしたもので、ところどころ北欧の名品のデジャビュを感じます。カイ・ボイスンとかクリスチャン・ベデルとか。

千趣会はもともと”こけし”の製造販売からはじまった会社であり、社名の由来も「こけし千体趣味蒐集の会」から名づけられています。

こうしたことから”こけし”職人が手掛けるのは自然流れです。

”こけし”の技術がそのまま使われた丸みのあるボディが美しく、大部分が木材のみで作られています。(一部プラスチック、レザーが使われています。)

おそらくですが、発売時はかなりお洒落な木製人形として認識されたのではないでしょうか。

今見ると古さを感じるのですが、それも一周まわってレトロモダンな感じがします。

今はもちろん製造販売されていません。

ロイヤルペットシリーズ3

なぜかヴィンテージ市場でも数が少ないです。そんなに見かけることがありません。

話によるとその当時の千趣会で買い物するような人たちは、わりと裕福な人だったらしく流通量が少ないとか聞きました。本当かどうかはわかりません。

レアかと言われるとそれなりにレアではあるのですが、はっきり言って市場価格もまったく高くありません。どちらかというと安いです。

やっぱりデザイナー物じゃないから世間的な認知が低いから人気が出ずらいのでしょう。有名だったらもっと高額アイテムになるでしょうからね。

一部インテリア好きから熱い支持を得ている一部の人たちに人気な製品です。

私の店では入荷したそばから完売していましたけどね。

最近はまったく用意していないので販売実績はありません。

これは言ってしまえば日本の昭和商品ですから、それこそ昔からの家の押し入れに眠っていたりするかもしれません。

リサイクルショップとかでも価値を知らずに捨て値で転がっていることもありますしね。

大量に眠っているケースもあるでしょう。

「こけし」とイームズの関係
日本の民芸品の一つ”こけし”が、イームズと結びつきます。 ハーマンミラー米国本社にも飾ってあり、どうしてそうなっているのか書きますね。

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