年末が近づき新しい年を迎えそうな中、多分皆さんもいろいろ目についていますよね。
そう、海外家具メーカーの価格改定です。
最近は年末年始で価格改定するメーカーが増えましたね。
海外家具メーカーの難しい部分と言えば価格改定の多さです。
ほぼ毎年価格改定していますし、メーカーによっては年に二回変わるところもあります。
そして価格改定という名の値上げです。(たまに値下げすることもあり)
みなさんにとって値上げは困りものですよね。
出来れば自分が買うときに値上がっていてほしくないものでしょう。
困りものなのは家具を販売している側もです。
私も『何回改定するんだ』と思っていたりします。
価格改定は売る側も困りものです
まず先に書いておきますが価格改定自体を非難はしません。そこは誤解しないでください。
価格改定するにはする理由がありますので、それ自体はしょうがないですよ。
その前提で読み進めてくださいね。
それにしても海外メーカーは価格改定が多すぎます。いきなり文句っぽいですけど文句のつもりはないですよ・・・
基本的に値上がりし続けていきますので、10年前の価格を見ると差がすごいことになっています。
だからなるべく過去の値段は知らないほうが良いですよ。おすすめ。
それで、家具を売っている私のような存在にとって価格改定の何が大変かというと、もう単純に店内表示価格やオンラインショップの価格変更が大変なんですよ。
特にオンラインは膨大な量を掲載していますから一個一個値段に間違いが無いようにチェックしながら変更しないといけません。
頑張って変更してもまた価格改定があったら変更し直しです。
それから、あまりに価格改定するので商品の価格を暗記できなくなってきます。
『あれ?これいくらだっけ?』となってしまいます。
消費税の変更も相まって複雑さ拍車をかけています。
ブログでもこのサイトでもそうですが、値段が掲載されている内容は古い情報となってしまいます。
本当は全部変えないといけないのでしょうが、そこまではもう対応不可です。あきらめ。
だから価格はなるべく掲載しないようにしています。する場合は※2019年12月現在とか注釈付けます。
価格改定はその作業量で大変なことになってしまいます。
メーカーもカタログ作り直しとかですからそりゃ大変ですけどね。
それと値上げは当然その製品の売上に関わってきます。
値上げを告知すると駆け込み需要が起きることにより一時的に売上は上がります。
その代り需要の先食いですから値上げ後は売れなくなったりします。
この価格改定によりまったく売れなくなる製品もあるんです。
あまりにも値上げすると”終わり”となってしまう製品もあるので価格改定は怖いところです。
名前は出しませんが値上げにより一切売れなくなった家具もありますよ。
ところで”値下げ”は無いのかという話ですが、値下げするときもありますよ。
最近値下げがあったのは2011-12年ぐらいのかなりの円安の時でしたかね。
『価格改定で値下げするなんて珍しいものだな』と当時も思ったものです。
あと、今の状況でも製品ごとには値下げすることもあります。
事情はさまざまです。量産できるようになり安くなったり戦略的に安くしたり。
なるべくなら価格改定は無い方が良いですよね。
皆さんが思うように私も思います。
価格改定によりどんどん高額になっていくと、店によってはその価格帯についていけなくなっていくこともあります。
中価格帯だったブランドがいつの間にやら高価格帯になっていたりしますからね。
するとその店の手に負えなくなってしまい販売することが出来なくもなります。
ということで価格改定の話でした。
私的にはですが”価格改定するから買う”のはあまり薦めていません。
基本的に”欲しいから買う” ”必要だから買う”というほうが健全だと考えています。
過去の値段とか見ず、自分が求めるタイミングで手に入れるのが理想ですよ。
あくまで私の考えということで。
コメント