コンパッソ・ドーロとはなんでしょうか。
(DREAM DESIGN No.7カメラ直撮り、内容も参考にしました)
Compasso d’Oro(コンパッソ・ドーロ)とは、イタリア語で”金のコンパス”を意味し、イタリアンデザインの権威と歴史のあるデザイン賞です。
1954年にジオ・ポンティの発案により、ミラノの百貨店リナシェンテが創設したことから始まります。
世界的デザイン雑誌ドムスの創刊者でもある建築家「ジオ・ポンティ」
建築家でもあり名作家具「スーパーレジェーラ」をデザインしたジオ・ポンティは有名雑誌ドムスの創刊者でもあります。 デザインの申し子のような彼の仕事とストーリーを書きました。
1956年からはADI(工業デザイン協会)設立により、その時より同協会の主催となりました。
現在では世界各国に多くのデザイン賞がありますが、コンパッソ・ドーロは、世界で初めて真正の工業デザイン賞として誕生し、いまなお権威のある賞とされています。
このデザイン賞ですが、イタリアデザインのレベルの底上げとプロモーションを目的に設立された賞だそうですよ。
だから基本イタリア目線です。
そんなコンパッソ・ドーロの第一回目の受賞作はなんでしょう。
ちょっと考えてみてください。
当たったらすごいです。
それは、
「私だ」
ZIZIなんですよ。
ブルーノ・ムナーリのプロダクトですね。
デザイナー/彫刻家/絵本作家/教育者である「ブルーノ・ムナーリ」とはいったいどんな人物か
デザイナー、画家、彫刻家、絵本作家、教育者と様々な顔を持つイタリア人デザイナー。 ダネーゼとの関係も深く、イタリアンデザインを黎明期から活躍した人物です。
当時ではフォームラバーに針金を入れた製法の玩具は画期的でしたし。
今あるのは2007年に復刻したものです。
賞のことを聞くと、今までこのZIZIに目を向けていなかった人も、ちょっと興味が湧くんじゃないですか?
そういうものですよね。プロダクトは背景、バックグラウンドやストーリー込みで気にいるものです。
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