家具やインテリアを販売する仕事に就きたい人はどのぐらいいるのでしょうか。
もしかしたらもうあまり目指す人がいない職種なのかもしれませんね。
素敵な家具やインテリアを販売する仕事は華やかな仕事だと思う人がいるかもしれませんが、やっぱり家具の販売をする仕事は体力が要りますよね。
家具は重いものですから
なにせ家具を展示するのにも、移動するのにも、梱包するにも、出荷するにも、配達するのにも何でも重い家具を運ばないといけないからです。
体力というより単純に”力”かもしれませんね。腕力。
力があれば重い家具も持ち上げることが出来ます。
いやもちろん大企業で社員がたくさんいるような家具屋だったら力がなくても良いかも知れません。
非力な人でも力仕事は全部他の社員に任せることができますから。
そうじゃないような小規模な家具屋は一人で幅広い業務をこなさないといけないので必然的に家具を持ち運ぶのもやるしかなくなります。
それこそ私は一人で商売をしていますから家具を販売するのも運ぶのも自分です。一人でやっていて家具一つ運べないようではやっていけません。
オフィスへ大量のワークチェアの搬入や運搬などもしますから、そこまでやる規模の受注もとれるようになると体力勝負ですけどね。大変ですけどやりがいはあります。楽しい。
だから家具を販売する仕事は力を使う仕事でもありますけど、役割分担が出来ているような家具屋だと関係ないとも思います。
経験を積むには小規模な家具屋の方が良いです。
薄給だし大変ですけど、その代りいろいろな経験値を積むことが出来ますから未来を見据えた修行先としてお勧めです。
役割分担が出来ていると多くの経験がなかなか積めませんから成長しづらくなります。
だから家具を販売するならある程度鍛えておきましょう。
私も普段から鍛えていますので、多少無理な場所でも家具を運ぶことが出来ます。これが出来ないと今の私のお店では家具が売れないです。せまーい階段の先にある2Fがお店ですから相当な力がないと家具の移動すらできません。
お客さんの家に配達するときも1人で出来る限りは出来ます。普通は2人いないと配達できないような家具でも1人でやっちゃいます。
身体を鍛えておくと家具を販売する上でも有利かなと。
特に私はアーロンチェアのようなワークチェアを販売していますし、そんなことをしている店員が不健康そうな見た目だったり、堕落した外見では説得力が薄くなります。
鍛えて背筋が良い見た目だと、顧客に経営者やビジネスパーソンが多いですからそうした方たちからの信用を得やすいです。『ちゃんと正しくフィッティングをして椅子に座ってデスクワークをしているからこうして健康的なんだ!』と思ってもらえますよね。
あと家具屋やインテリアショップで働くとなると背が高い方が有利です。
なにせ高いところに手が届くということは、時計の取付も照明の取付も非常に簡単です。在庫を天井近くまで収納することが出来るのも地味に便利です。
私はたまたまそれなりに背が高いのですが、こればかりは持って生まれたものに近いのであとからどうこうすることではありませんのでこれ以上は控えます。
背が高いデメリットは、自分基準で家具の配置などを考えてしまうと、お客さんたちにとって目線が高すぎたり椅子の高さが高すぎたりすることです。これは気を付けるようにしています。
そして力がいるのは家具の修理やメンテナンス時にも必要です。かなり力を入れないと分解できないパーツがあったりとケースは様々です。
自分が重いものを持って腰を壊さないように注意が必要ですね。
ということで、家具の販売は力を使うという話でした。
チープな家具は軽かったりするのでまた事情は違いますよ。
高級家具ほど重いです。
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