この写真は私がずいぶん前にイームズエレファント(ミニチュア)を撮影して同じ写真を二枚並べて作った画像です。
二枚写真を並べるたのにはちゃんと理由があります。芸術性のためとかではありません。
もう気づいた人は裸眼立体視の平行法か交差法を用いて画像を見たはずです。
意味がわからない人は続きを読んでください。
3Dに見える技法
さて、もう一度画像を張りましたが、この画像は「ステレオグラム」なんですよ。
ステレオグラム(立体画/立体図)は対象を立体的に見えるように描かれた、あるいは撮影された写真のことです。目の焦点をずらして左右の絵を見ることで立体的に見ることで立体的に見ることが出来ます。
90年代に日本で流行りましたよね?立体視を使った本が売れたじゃないですか。
ステレオグラムの説明は非常に難しいため、ここはwikiを読んでもらうのが一番早いです。
よーく読み込みました?
そしたら私が作ったステレオグラムを見てみましょう。
わかりやすくエレファントの上に黒丸を付けました。これを目印にしてください。
二つの黒丸を左右の目で両方見ながら、視線をずらして(寄り目)二つの黒丸を中心で一つにしてください。そうして視界の中に黒丸を3つ見えるようにしてください。
その視線の状態を維持したままエレファントの画像を見てください。
わかりませんか?もうちょっとわかりやすく説明します。
左右の黒丸を、視線だけで中心にずらしていって、最終的に左右の黒丸を真ん中で交差させて一つの黒丸にするんです。
それが出来たら視界の中には黒丸が三つになるはずなんですよ。
じゃあこれを踏まえたうえでもう一度やってください。
出来ました?
立体視が成功すればエレファントが3Dに立体的に見えたはずですよ。
どうしてもできない人は何度も説明を読んで何度も繰り返してください。
視力回復に良いそうですよ。
ただやりすぎると気分が悪くなることがあるので注意してください。三半規管にくるんですよ。乗り物酔いみたいになります。
このステレオグラムを使えばインターネット上でも家具を立体的に見せることが出来ます。
この手法を使って何か面白いことがが出来ないかなと思ってはいるのですが、思っているだけで別段何もやっていません。
まあネタとして今後使えたら良いアイデアですね。
最近では意外と新鮮なステレオグラムでした。
出来るのな家具の写真を全部ステレオグラムにして掲載したいですね。
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