最近このサイトをスマホで見ると特定のページが崩れていたと思います。
今は少しづつ戻ってきているのですがまだ完全に元通りには時間がかかりそうです。その理由は後述。
そして、最近ガクッとサイトへのアクセス数(セッション)が減りました。
もうめっちゃくちゃ減りました。上の画像の通りです。
なにせ突然アクセスが半分になりましたからね。ひどい。
実はこのサイト、さりげなく月に2万アクセスを超えるまで成長していたのでガッカリです。
何か問題があるのか原因を探りましたが、一つ思い当るところがありました。
アクセスが減った理由、それはこのサイトを「AMP」に対応させたことです。
というかこれが原因です。
AMP(Accelerated Mobile Pages)とは、2015年からグーグル社が始めたモバイル向けページを高速に表示するコンテンツです。
スマホでグーグル検索をすると、たまにサイト名の横に上画像の雷のようなマークが入っているのを見たことがありますよね?このマークが付いているとAMP対応済みのサイトです。
AMPにサイトを対応させるとスマホなどでサイトの記事を見るとあっという間に表示されるようになるんです。
それで、とくになにも考えず「早く表示させられるのなら」と思いサイトをAMPに対応させました。
するとその日からみるみるアクセスが減っていきました。
しばらく原因がわからなかったのですがAMPが問題だとたどり着きました。
アクセス現象の理由
どうしてアクセスが減った原因がAMPにあるかですが、その前にアクセスが減った理由は今までグーグル検索結果で上位にあったページが軒並み圏外に飛ばされていたからです。圏外に行かないまでも相当順位が下がっているページも多数です。
でも検索結果上位に残っているページはクローラーが巡回されておらずAMPに対応していないページだとグーグルが判断しています。だからアクセスは以前のようにあります。
ここから原因はAMPだと判断しました。
どうして検索圏外に飛ばされたか
なぜこんなことになるかというと、AMPに対応させるとURLの末尾に[amp]が付いていしまうんです。つまり、新規のURLだとグーグルクローラーが判断をしてしまいます。
さらに、[amp]が付いているページと付いていないページとで二つの同じページが出来上がる為、クローラーが重複コンテンツだと認識してしまいます。
これらにより検索結果から除外されてしまいました。除外されないまでも順位を大幅に下げられました。
ただこれは対策をして時間経過で回復するものだと思うのですが、問題はAMP対応ページをスマホで閲覧した時です。
AMP対応のページはキャッシュを見るような作りらしく、広告もプラグインも表示されませんし、リンクも崩れて原型が無くなってしまいます。そりゃ表示が早いですよ。
AMPを使うには、AMP対応のページを全部作り直す必要があります。
もうそこまでやっていられませんし、そこまでしてAMPにする必要はないと判断しました。少なくともこのサイトではです。AMP対応にするメリットがあまり無いです。
AMP対応じゃなくても良い
AMP対応が必要なのは、おそらくですがもっとビッグワード(多くの人が検索するワード)でアクセスを求めるようなサイトに必要なコンテンツだと考えます。誰もが調べるような事件やワード向けです。
サイトを開く速度の速さはSEOにも影響しますし、AMPのメリットの一つにカルーセル掲載される可能性があるというものがあります。
カルーセル掲載とはこういうのですが、ここに載せたいのならAMP対応しておくと良いです。
実際にカルーセル掲載されて一番左に記事が掲載されたらアクセス数は相当なものになるでしょうね。
しかし私のこのサイトのようにある程度ジャンルを絞ったニッチな内容で、なおかつ鮮度が重要な話題でもありません。だから別にカルーセルにそこまで価値を感じません。
結論
AMP対応はいずれは必要になるかもしれませんが、現状は急いで対策する必要はないと判断しました。
そんなわけでAMPはすぐに非対応に戻しました。そしたらもう次の日には少しアクセスが増えましたしページも検索順位が上がりました。
AMPは記事内容によります。必要かそうでないかの判断をした方が無難です。
とりあえず私はしばらく様子見でGO。
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