家具やインテリアの色は悩むものです。
そんな中で、「真っ白い家具」で統一するのは少し避けられる傾向にあります。
もちろん真っ白の部屋は落ち着かないとか好みの都合があるのですが、そうではなくて、『真っ白い家具は汚れが目立つからあんまり』といった事情です。
でもオフィスや商業施設で真っ白のソファや家具を揃えているケースもあります。
汚れが目立つのなら不特定多数の人が行きかう場所には不向きに思えますよね?
確かに真っ白の家具は劣化や汚れが気になるかもしれません。
しかし、それが良さだったりもするんですよ。
白い家具は掃除をするため
「真っ白の家具は汚れが目立つ」 確かにその通りです。
けど逆に考えてください、「汚れが目立つ」ということは「汚れているのがすぐにわかる」ということです。
黒いソファの上に髪の毛が落ちていても気になりませんが、白いソファの上に髪の毛はすぐにわかります。
これが白い家具の良さなんです。
汚れていることが気になるので「掃除をするようになる」ということなんです。
常に家具を清潔に保ちたいなら ”汚れていること” ”ゴミが載っていること” ”埃がたまっていること” はすぐに気付けた方が良いです。
そうして常に掃除をすることで白いまま使い続けることが出来ます。
自宅では面倒くさいよという話も分かりますので、それは別にどう考えるかは個人の自由なのですが、オフィスや商業空間だとこれはわりと重要な考えなんです。
白い家具が白いまま使い続けているということは、常に掃除をして清潔を保っているというアピールになるんです。
つまり、来客する人のことを良く考えているということです。
汚れがわざと分かるようにするためにも白い家具を使うわけです。
飲食店に白い家具は実は有効です。
『飲食店で白い家具は難しくない?』と思われそうですが、もし椅子の上に食べ物や飲み物がこぼれていても白い椅子なら気づくじゃないですか?
それが黒い椅子なら汚れに気づかずにお客さんが座ってしまうかもしれませんからね。
その可能性を少なくできます。
白い家具はレストランだと見かけると思うんですよ、テーブルクロスも白いですからね。
この白い家具を使うというのは、考え方としては医者や看護師が白衣を着るのと同じです。
白い家具は手入れが面倒だ。だけで終わらず、その先の意味も分かってもらえると選択肢としてありかもしれませんね。
家具はやっぱり手入れしてメンテナンスして掃除しないと長持ちしませんよ。
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