イタリアデザイン界の巨匠であるエンツォ・マーリ(Enzo Mari 1932~)が2020年10月19日にイタリアのミラノで亡くなりました。享年88歳。
マーリはイタリアのインダストリアルデザイナーとして優れたデザインと功績を残し、ダネーゼ、ザノッタ、マジス、カルテル、日本では無印良品などから名作を次々と残した人物です。
Italian designer Enzo Mari died in Milan on Monday 19 October at the age of 88. A designer as well as an artist, critic and theorist, Mari has been an inspiration and reference point for several generations of designers and design entrepreneurs, and his radical ideas have helped shape contemporary design and still have an impact today.
Mari was born in 1932 in Cerano, in the Piedmont region of Italy, and moved to Milan in 1947 taking on a variety of jobs before enrolling at the Accademia di Belle Arti di Brera in 1952. There, he studied art and literature, with a particular interest in the psychology of vision, the planning of perceptive structures and the methodology of design.
(以下翻訳)
イタリアのデザイナー「エンツォ・マーリ」は、ミラノで10月19日(月)に88歳で亡くなりました。
デザイナーであり、アーティスト、批評家、理論家でもあるマーリは、数世代にわたりデザイナーやデザイン起業家のラディカルなアイデアのインスピレーションとなっています。
現代的なデザインを形作るのを助け、現在もも影響を与えています。
マーリは1932年にイタリアのピエモンテ地方のチェラーノで生まれ、1947年にミラノに移り、1952年にブレラ美術学院に入学する前にさまざまな仕事に就きました。
そこで彼は芸術と文学を学びました。
視覚の心理学、知覚構造の計画、および設計の方法論に特に関心があります。
情報元HP https://www.wallpaper.com/design/enzo-mari-obituary-1932-2020
一部報道ではコロナウイルス(COVID-19)によって亡くなったとも報じられています。
真相は不明です。
これでまた一人の偉大なデザイナーがこの世から亡くなりました。
マーリのデザインは後のプロダクトデザインにも大きく影響を与え、今なおセールスとしても成功を収めています。
このサイトでは彼のデザインをたびたび紹介しておりました。
一覧は下記リンクからご覧ください。
私はマーリには会えるチャンスがあったのですが、結局はそこまで辿りつきませんでした。
無理をしてでも会いに行っておけば・・・
仕事を優先してそこに必死になりすぎるばかり後悔の連続です。
必死に仕事をしたところで、そこが評価されるわけではありませんからもどかしい限りです。そうしてチャンスを逃してしまってばかりです。
仕事優先で10年目ですが、もう私も自分の人生を生きる必要があるのかもしれませんね。
マーリ氏の訃報を見て思いました。
※10/20追記
マーリの妻である芸術評論家/エッセイストのレア・ヴェルジネ(Lea Vergine)が亡くなりました。
報道によると二人ともコロナウイルスに感染しており、合併症により亡くなったとのことです。
マーリもコロナウイルスにより亡くなったとのことです。
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