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ビーズクッションの元祖とも呼べるポップな名作椅子「Sacco(サッコ)」とは

サッコ

– Sacco –

デザイナー: Piero Gatti / Cesare Paolini / Franco Teodoro

(ピエロ・ガッティ / チェザーレ・パオリーニ / フランコ・テオドーロ)」)

Sacco(サッコ)はイタリアのデザイナー3名の共同プロジェクトにより1968年にデザインされました。

“Sacco”はイタリア語で”袋”を意味する名前の通り、形状を自由に変える袋状のクッション自体を椅子としたイタリアンモダンデザイン期の名作椅子です。

ビーズクッションの元祖と呼ぶべきデザインでもあります。

 

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その自由さはポップアートのようなデザイン

サッコの中身

サッコはビニールの中にポリスチレンペレット(ビーズ)を詰めてあるだけの構造です。

このデザインは3名のデザイナーがZanotta(ザノッタ)社に持ち込み実現しました。

今までにない座る人の形に合わせて形状を変える椅子でもありますが、素材は違えど麻袋に穀物を入れたものに座るということは昔からされていました。

サッコは世界でポップアートの隆盛があるなかで生まれたこともあり、素材選びとその自由に変わる形状の変化がまさにポップを体現しています。

 

サッコに座った男性

楽しいだけでなく座り心地も良いこのデザインは、現代に至るまでザノッタ社が製造販売をしています。

ビーズクッションの元祖とも言えるデザインでもありますね。

 

そうです、まさにこの構造は現代でよく見るビーズクッションの類です。

いまとなっては安くてチープな家具(?)となっています。

サッコの構造は素材が安く簡単に作れることで大手が量産を始めたことで一気に価格帯が下がりました。

もはや家具屋ではなくホームセンターで販売されているものですね。

そのおかげで、どうしても格好良いインテリアアイテムでは無くなりましたが使い勝手は良いものです。

 

レザーのサッコ

使い勝手は良くても室内のインテリアが損なわれるからビーズクッションが使えないという悩みもあるはずです。

そのオリジナルであるサッコを使えばインテリアデザインを損なわず昇華されることができるのではないでしょうか。

なにせサッコは本革仕様がありますからね、値段も結構しますけど(30万円ぐらい)雰囲気は良いですよ。

 

名作椅子のジャンルに入れて良いのか悩みますが、昔から椅子として紹介されているので椅子だと思います。

 

画像はザノッタ公式HPより https://www.zanotta.it/en-us/products/armchairs/sacco

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