デスクワークをするうえでフットレスト(足載せ台)は非常に重要な存在です。
フットレストがないと足が地面にしっかり接地しないことで姿勢が崩れ、足・膝・太もも・お尻などの痛みや身体の不調の原因ともなります。
そんなフットレストですが、なかなか理想のものが見つからなかったため多くの人にオススメできる理想のフットレストを開発しました。
良いフットレストの条件である「使いやすい形状」「幅広なサイズ」「しっかりした硬さ」「脚の裏の心地良さ」「頑丈さ」のすべてを満たしたとても良いフットレストです。
足のむくみ対策、太ももや膝裏の痛み解消のために良いです。
このフットレストの動画だけ先に見たい方はこちらをクリックしてください。
追記
使ってもらっている皆さんから好評をいただき売り上げも好調で発売から製造数が1000個を超えました!
まずフットレストの必要性と重要性
フットレストはあまり目を向けられない存在かもしれませんが、座って作業をする人にとっては非常に重要です。
ワークチェアに座る際に”地面に足がつくか”を優先しがちですが、実際には肘掛をデスク天板の高さに揃えることが大切です。
上図が理想の座り作業ポジションですが、こうすると足が地面につかなくなるため足を台に乗せるべきです。
また、背が高い人でも足を前に伸ばした状態にすると地面につきづらくなるため、足を前に出してそのまま斜めに足を置けるフットレストがあると快適さが段違いです。
膝裏や太ももの痛みもフットレストにより解消されることもできます。
>>【腰痛対策の椅子】座り仕事で腰が痛い人が選ぶべきオフィスチェア
出来上がったフットレストは試作を繰り返した絶妙なフォルム
フットレストのデザインを決めるまでに何度も試行錯誤を繰り返しました。
足を斜めにおける角度だけでなく、上から足を置いても使える絶妙なバランスを模索しました。
そうして出来上がったこの形は、デスクワークをする際には足を置きやすく非常に使いやすいものです。
現場での数千人へワークチェアの接客・販売経験経験から考えたデザインです。
形状はまず、私が今までの10年近くにもなる現場経験から理想の形であろうフォルムを段ボールで作りました。
上写真左が最初の試作品です。右に行くほど新しい試作品です。
チップウレタンで形をつくり、何度も形を変えて試作品を作り、それを私自身が試すとともに多くの顧客の足元に置いて試してもらい感想を聞くことで辿りつきました。
絶妙な角度と工夫が凝らされたフットレストとなりました。
自動車のシート製造技術をそのまま活かした縫製
このフットレストは愛知県内の高品質な自動車シートを製造する工場で作っています。
自動車のシートをそのまま小さくしたようなしっかりした造りと、キレイな縫製が売りとなっています。まるで小さな自動車シートです。
ファスナーを取り付けるのも自動車シートを製造する際に使われる手法です。
ファスナーが外に飛び出ないように内側に縫う工夫をしています。これも車と同じ縫製です。
おかげでただのクッションとは一味違う上質さ持つ雰囲気と品質の良さとなりました。
アームカバーと同じ工場です。
重めのチップウレタンを内部材として採用
フットレストで重要となるのはその硬さもです。
ソファに使うようなウレタンでは柔らかすぎることで足が沈み込んでしまい安定しません。
かといってスチールやプラスチック製にすると硬すぎて素足では痛いですし滑ります。
そこで車のシートに使うチップウレタンをそのまま使うことにしました。
高品質な車内に使用する良いチップウレタンです。
これにより耐久性に優れるとともに、硬さもしっかりしたものとなりつつも柔らかさも併せ持った丈夫なものとなりました。
長期間の使用でもへたりがしづらいです。チップウレタンの売りは耐久性です。
重めのチップウレタンにすることで安定感もありますので、足を載せた時にしっかりした感覚があります。
重すぎないので、足だけでフットレストを回転できます。
足首の運動としてフットレストを揺らしたりもできますので、全く動かないぐらいの重量まで重い構造にはしませんでした。
素足でも靴でもどちらも使える(でも素足推奨)
チップウレタンは硬すぎず柔らかすぎないため素足でも痛さは無いですし、靴でもしっかり支えてくれますし靴の保護にもなります。
そこにこのファブリックのようにも見えるビニールレザーをカバーとして採用しました。
このビニールレザーは表面にシルクパウダーコーティングをしてあり、ざらつきがあることで足を置いたときに滑りづらくなります。
通常のビニールレザーでは表面がツルツルしているため、足を載せると滑ることで安定しづらいです。
かといってファブリックにすると見た目に温かみはありますが耐久性が気になります。
ただ、土足で使えるといっても靴や床でゴシゴシすると生地は傷んできますので、土足でも使えるだけで消耗はします。
靴でも使えるけど消耗/劣化は早いという考えでお願いします。
高い抗菌性と防かび性を発揮する生地を採用
このフットレストに採用した特殊なビニールレザーは靴で足を載せても滑りづらくホールドしてくれるだけでなく、シルクプロテインの持つ吸放湿性に加え「コーキンマスター®」を配合していることで、高い抗菌性と防かび性を発揮します。
シルクパウダーをコーティングした落ち着きの衛生的な生地というだけでなく、上品なファブリックのようにも見えることで高級感を感じます。
水虫の原因となる白癬菌の増殖も抑える生地でもあります。
試験結果については後日更新したので参考にしてください。
>>addLessのフットレストの抗菌・防カビ・白癬菌(水虫)試験結果
上下がなくどの面を置いても使える
生地自体が滑り止めの役割を持っていることで、どの面を下にしても地面と摩擦が生まれて滑りづらくなります。
上下表裏が無いことで好きな面を下にすることで、微妙な足の置いた感覚に合わせて形態を変えることが出来ます。
(足でこのフットレストを滑らせようとすれば普通に滑りますし、滑りづらいだけで滑りはします)
当初よりフットレストを作る際には裏面に脚を付けないデザインにしたかったのですが、それはこのリバーシブルにするためでした。
好みの足の載せ方に合わせて角度を変えることが出来るのが理想でした。
幅広のため足を広げて使える
多くのフットレストは幅が狭いです。
ワークチェアに座った際にフットレストは便利ではあるのですが、足を揃えないとフットレストに両足が載らないのでは疲れます。
足を揃えた姿勢で長時間の座り作業は苦しいです。
少し足を広げてリラックスして使える幅があると使いやすいです。
広すぎるとデスクによっては下に収納できないため、そこも想定した幅55cmを理想として作り上げました。
身長180cm以上の人でも足を広げて載せることが出来ます。
ダイニングテーブルの下でも使えるデザイン
海外製品のテーブルやダイニングチェアは背が高い人たちを想定していることがあり日本人のサイズに合わないことが多々あります。
そこで、足元にこのフットレストを置けば、椅子の脚をカットなどせずオリジナルのデザインを損なうこと無く座ることが出来ます。
足が地面につかない椅子に座る全ての分野で使えますので、かなり広い場所で活用されるはずです。
老人が多い介護現場、飲食店の椅子の足元、ソファの足元、ラウンジチェアのオットマンとしてです。(介護現場に向けて仕様を少し変えたフットレストも開発中です)
イスや机を買い換えなくてもそのまま使えるのは非常に便利です。
理想のフットレストが出来上がりました
こうして数か月試行錯誤してやっと作り上げたのがこのフットレストです。
使いやすさ、頑丈さ、足の載せた心地良さ、どれをとっても良いものです。
顧客からの前評判もすごく高く、このフットレストを試してもらった人たちはほぼ全員が『欲しい』と言ってくれました。
前傾姿勢が多い漫画家やイラストレーターの皆さんからも評判が高いです。
太ももが上がることで痛みが楽になるそうです。
フットレスト自体の紹介動画
弾力や素材についてがわかりやすいのでぜひ映像もご覧ください。
フットレストの使い方を動画で紹介
これをご覧いただければフットレストがどう使われるかがわかりますよ。
足を少し前に出して座るためにフットレストは活躍します。
なかなか良いフットレストが見つからないと思いますので、ぜひこのフットレスをオススメしたいです。
ご購入はcase study shop nagoyaから出来ます。
amazon payと楽天ペイの利用が出来ます。
https://www.casestudynagoya.jp/SHOP/footrest.html
オフィス需要などで大量に欲しい方は直接ご相談ください。
どんな分野の場合でもフットレストが気になる人はご連絡ください。
オフィスや物件で納入前にサンプルが必要な場合も対応しております。
エンボディチェアにはフットレストは必須レベルですね。(エンボディチェアご購入者には無料プレゼントしています)
どのワークチェアでもフットレストは大切ですよ。
ちなみに、最初の段ボールで作ったデザインは、丸い部分を裏返したらユラユラ揺れる構造にしました。
これはこれで良かったのですが、高さが無いことで足を斜めに載せづらかったため辞めました。
あと専用段ボールや梱包はしていませんが、値段が高くなるだけなのでそういったことはしていません。製品のみの本質で販売をしています。
【フットレストの販売先情報】
株式会社addLess
〒460-0008
愛知県名古屋市中区栄3-33-28 Uビル2F
TEL 052-243-1950
MAIL info@casestudynagoya.jp
小木曽(おぎそ)まで
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