Eames Soft Pad Group Chair
50th anniversary model
イームズ夫妻の名作オフィスチェア「イームズソフトパッドグループチェア」は1969年にデザインされて以来、ハーマンミラー社のみならずオフィスチェア業界の中でも代表的な名作モダンデザインです。
今年2019年はソフトパッドグループチェアが誕生して50周年という節目ということで、それを記念してハーマンミラー社より特別仕様のソフトパッドグループチェアが発売されます。
レザーとファブリックのコラボレーションチェア
50周年記念ソフトパッドグループチェアは表面と背面で素材を二つに分けたツートーンのデザインとなっています。
表面クッション部分のレザーはセミアリニン仕上げのフルグレインレザーである高品質なMCLレザーを使用しており、背面のファブリックはクヴァドラ社のハリンダルを使用しています。
対照的な素材を使うことで、表と裏でそれぞれ表情の違いを楽しむことが出来ます。
レザーの座り心地を持ちながらも、背面から見た時のファブリックによる温かみが欲しい場合には最適です。
椅子はテーブルに収納時は背面から見ることが多いため、そういった場合には特に効果的です。
2019年も終わりに近いですが国内でも先日発売されたばかりです。
価格はMCLレザー仕様のソフトパッドグループチェアと同じです。
なお、50周年を記念した仕様ではありますが限定品ではありません。定番ラインナップとしてこれから普通に選択できる仕様です。
椅子の表と裏でレザー/ファブリックと分けた仕様は、その昔日本製で作られていた仕様なんですよ。
ヴィンテージ品だとたまに見かけるバリエーションです。それがなぜ50周年を記念して選ばれたのかはよくわかりません。(米国製造のソフトパッドでこのツートーン仕様があったかは覚えていません・・・多分あると思いますけどね。)
ハリンダルを使っているのはマハラム社との関係です。米国は米国でクヴァドラ社のファブリックの立ち位置が日本とは違いますよ。
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