街を歩けば多くのお店が目につきます。
ちなみにこの場所は名古屋市中区栄3丁目というところです。最近再開発真っただ中なので建て直しや改装が多くされている場所です。名古屋自体が建設ラッシュですしね。
名古屋の栄というといろいろな側面を持った場所に別れまして、私がお店をやっている3丁目は大手がいなくて小さなお店が密集した場所です。セレショ通りみたいな感じですかね。
そういえば以前ニューヨーク在住歴が長い取引先さんが私のお店に始めてきたときに、「この場所はマンハッタンみたいですね!」と言っていました。
マンハッタンは良く言いすぎですよ。だってマンハッタンすごい格好良いですもん。
でも言わんとすることはわかりますよ。マンハッタンのSOHOのようにショップが立ち並ぶ感じは確かにそういった位置づけかもしれません。近い物を感じます。東海のマンハッタン。(書いていて恥ずかしい)
どうでもいい話が長かったですが本題はこれからです。
お店の看板問題
それで、街を歩けば多くのお店が目につきますが、壁から看板が出ているのを見ますよね。
道路に置いてある看板とは違うものです。それに関しては以前書きました。
道路上をふさぐ看板と違い、宙に浮いている看板は自由にしていいかというと・・・そんなこと無いんです。
これもちゃんとお店を経営する場所の行政に許可を得ないといけません。
しかも場合によっては占有料として税金がかかります。
壁から飛び出した看板のことを”突出看板”と言いまして、道路占用許可を申請して許可を得ないと違法となってしまいます。
例えば名古屋市の場合はこうした案内のページがあります。
道路上じゃなくても邪魔になることがあるのでサイズの大きさ指定があります。
それに信号機と誤解しないよう点滅するのもダメなんですよね。
どうしてこうした規定があるかというと単純に空中にあっても進行の妨害になるからです。
トラックのような車高が高い車がありますから、そうした車両の妨害になります。
今日、なぜか私が用意した看板が許可を得ていないと調査員が指摘をしに来ました。
「そんなはずはないですよ」と、こうして”道路占用許可書”を見せて事なきを得ました。何かのミスがあったんでしょうね。
でも調査員が持っている問題店リストがちらっと見えたのですが、大量に名前が書いてあるんですよ。
これはつまり、許可を得ていない店がこれほどいるということですよね。(20店舗ぐらいありました)
え~、道路の看板もそうでしたが、突出看板も許可を得ていないお店が多いって訳ですか。なんか真面目に申請している方が・・・って感じもしますね。
というか知らないのかもしれません。許可を得ないといけないということが。
道路上じゃないから良いでしょってな感じで。
ということで、店に限らず、空中でも道路上にはみ出すものを設置する場合は許可を得ないといけないんですよって話でした。自宅でも許可を得ないといけませんよ。
ちなみに、許可を得ているかどうかはシールが貼ってあるかどうかで判断できます。
おそらく看板の近くにこういったシールが貼ってあるはずです。
・・・が、なかなか見つけにくいところにみんな貼ってあるんですよね。だって今回の調査員も見逃しているぐらいですから。
だってお店の壁にこういったシールを目立つように張りたくないじゃないですか。イメージ損ないますし、だからコソッと張るんです。
シールが一見して無いからって許可を得ていないってことではないので、よーく探してみてください。
あと、この看板が落下して通行車が重体になる事故が過去に発生しています。平成27年の2月に札幌市内のビルの案内板が落下して起きたそうです。
ちゃんと許可を得て規定通りにしっかり留めておかないと取り返しのつかないことになるかもしれないので、常に点検することも大切なことなんです。
許可を得て設置をしていると、行政から”定期的に看板をチェックしないといけないよ”って通知が来るので忘れないので良いことです。
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