イームズが撮影した映画の音楽について書きます。
彼の映像作品音楽はパワーズオブテンでも触れていますが、エルマー・バーンスタインが担当しています。
今となってきは希少なこのサウンドトラックもタイトルに書いてありますよね。Elmer Bernsteinって。
作曲家のエルマー・バーンスタインなんですけど、ご存知ですか?
たぶん大抵の方はわからない気がします。しかし映画が好きなら知っているでしょう。
彼の作曲した作品を見れば納得です。
主な作品
月のキャットウーマン Cat-Women of the Moon (1953)
ロボット・モンスター Robot Monster (1953)
黄金の腕 The Man with the Golden Arm (1955)
十戒 The Ten Commandments (1956)
成功の甘き香り Sweet Smell of Success (1957)
荒野の七人 The Magnificent Seven (1960)
コマンチェロ The Comancheros (1961)
肉体のすきま風 Summer and Smoke (1961)
アラバマ物語 To Kill a Mockingbird (1962)
ハッド Hud (1963)
大脱走 The Great Escape (1963)
ビッグトレイル The Hallelujah Trail (1965)
荒野の女たち 7 Women (1966)
ハワイ Hawaii (1966)
続・荒野の七人 Return of the Seven (1966)
モダン・ミリー Thoroughly Modern Millie (1967)
太ももに蝶 I Love You, Alice B. Toklas! (1968)
勇気ある追跡 True Grit (1969)
レマゲン鉄橋 The Bridge at Remagen (1969)
L・B・ジョーンズの解放 The Liberation of L.B. Jones (1970)
見えない恐怖 Blind Terror (1971)
マックQ McQ (1974)
ラスト・シューティスト The Shootist (1976)
アニマル・ハウス Animal House (1978)
フライングハイ Airplane! (1980)
パラダイス・アーミー Stripes (1980)
狼男アメリカン An American Werewolf in London (1981)
大逆転 Trading Places (1983)
ゴーストバスターズ Ghost Busters (1984)
ボレロ/愛欲の日々 Boler (1984)
夜霧のマンハッタン Legal Eagles (1986)
サボテン・ブラザーズ ¡Three Amigos! (1986)
ビル・コスビーのそれ行けレオナルド Leonard Part 6 (1987)
マイ・レフトフット My Left Foot (1989)
グリフターズ/詐欺師たち The Grifters (1990)
オスカー Oscar (1991)
ランブリング・ローズ Rambling Rose (1991)
恋に落ちたら… Mad Dog and Glory (1993)
エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事 The Age of Innocence (1993)
危険な遊び The Good Son (1993)
サーチ&デストロイ Search and Destroy (1995)
青いドレスの女 Devil in a Blue Dress (1995)
レインメーカー The Rainmaker (1997)
アカデミー 栄光と悲劇 Introducing Dorothy Dandridge (1999)
ディープエンド・オブ・オーシャン The Deep End of the Ocean (1999)
救命士 Bringing Out the Dead (1999)
トワイライト 葬られた過去 Twilight (1998) 日本未公開
ワイルド・ワイルド・ウエスト Wild Wild West (1999)
僕たちのアナ・バナナ Keeping the Faith (2000)
エデンより彼方に Far from Heaven (2002)引用元 wiki
名作ばかりです。
彼のHPもありますよ。
バーンスタイン自体は知らなくても、音楽自体は聞いたことあるはずです。たぶん。
初期のイームズ映像作品に「おもちゃの汽車のトッカータ」というものがありまして、これが1957年の作品です。この時点でバーンスタインが音楽を担当しています。
その彼が後に「モダン・ミリー」で1968年にアカデミー作曲賞を受賞します。
当時から優秀な作曲家だったと思うのですが、先見の明がありましたね。
ところで、自分で作曲はしなかったのかなって思ったりもします。イームズ自身が。
なんか、やってそうというか、できそうとか、そんなイメージです。
適材適所というのもありますね。自分じゃなくてもっともマッチする人こそふさわしいという考え方。
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