1人でメキシコシティに行ってきた感想

年末年始を利用してメキシコのメキシコシティに行ってきました。

現地でタコスと食べながらテキーラを飲みたかったからです。(もちろんメキシカンフォークアートにも興味がありました)

それだけの理由でなんとなく行きましたが、本当に行って良かったです。

メキシコは最高でした。

メキシコと言えばおそらく最初に来る話題が治安です。

とにかく治安が悪くてマフィアやギャングだらけで麻薬が溢れていて荒廃したイメージがあります。

しかし現地に行くと全然イメージが違います。

メキシコシティに関してですが、全く治安が悪いことはありません。

それどころかメキシコ人は優しくてノリが良くて本当に良い人たちばかりでした。

言語はスペイン語なので英語も通じないことがほとんどですが、そんな私にも何とか話を聞こうとしてくれる根気の良さがありました。

いろんな場所に行きましたが、混雑している場所で先に行くように案内してくれたり、座る場所がないような小さなレストランで「自分たちは立って食べるからお前は座って食べろよ(スペイン語)」みたいなことを言ってくれたり、ルールがわからず考え込んでいると教えてくれたりと本当に親切です。

少なくともメキシコシティの治安に関しては変なところに行かない限りは大丈夫です。

メキシコと言えば麻薬やマフィアですが、それはアメリカの国境付近の話です。

それにメキシコは広いですから一口にメキシコと言っても様々な地域があります。

日本の西成を見て「日本は～」と語っているようなものですね。

それと治安が悪い方がブランディングとして良かったりします。

危険な場所にいる自分はすごい！とSNSや動画でアピールできるからですね。

しかし警察や軍隊の装備はすごいです。

街中をピックアップトラックの荷台でライフルを構えた警察が走っていたりします。

何だったらスーパーのガードマンがショットガンを持っているほどです。

逆に言うと、これだけの装備で治安維持をしているので大丈夫なんだと思います。

メキシコ料理についてですが、これはもう本当に美味しいです。

これが本物のタコスかと感動します。

世界一美味しいと言われるタコス屋にも行きましたが、これが本当に美味しすぎてビックリです。

タコスにも様々な種類がありまして、そのどれもが個性があり美味しいです。

これらはメキシコでしか味わえない味でしょう。

というのも、本場のタコスは匂いも強く油も多いです。

そしてパクチーもどっさりです。

それが良さではあるのですが、これを日本でやるとなると難しいでしょう。

なにせ匂いも味も強すぎます。

油の多さはすぐに胃もたれするほどです。

だから日本では日本向けのタコスにしたほうが万人に受け入れられるのではないでしょうか。

中には私のように本場のタコスを求める人たちがいますけど、そうした人たちはもうメキシコに行けば良いことです。

それからメキシコのフォークアートは素晴らしいの一言です。

ラテンアメリカの文化は他には無い独創的で楽しいデザインです。

色使いも何もかも良いインスピレーションを受けます。

アレキサンダー・ジラードがコレクションをするのも良くわかります。

あとチャールズ・イームズが放浪していた場所もメキシコです。

最後にメキシコの街の匂いはまるで東南アジアです。

私は東南アジアが好きなので居心地が良かったです。

大気汚染の香りとも言いますけどね。

メキシコから帰りたくないほど気に入りましたが、空港で本当に帰れなくなる問題が起きました。

入国時に発行されるFMMを紛失しており、それが無いため不法滞在扱いとなり出国が出来ませんでした。入国時に案内をしてくれません。

そもそも入国に自動化ゲートを採用しているくせに、イミグレとパスポートが紐づけられていないのが意味不明です。

だから出国には自動化ゲートはありません。どんな運用をしているのでしょうか？

この為にイミグレーションをしましたので、これからメキシコに行く人は絶対に忘れないでください。

詳しくは下記のメキシコ動画の最終日で語っています。

メキシコ良いところなのでぜひ行ってみてくださいね。