以前より私の記事が真似されている問題が起きています。
強い言い方をすれば「パクられている」レベルで同じ内容です。
偶然の可能性を排除して何故「パクられている」なんて言えるかというと、該当の記事の内容が私以外に知る由もない内容を書いていたり、私が考え付いた内容であったり、情報の出所がとても筆者本人が見つけられないような情報源だったりするからです。
これは昨今問題になっている”ある”ツールを使ったSEOコピー手法が広まっていることが原因です。(さらに広まるといけないので詳細は書けません。)
昔から記事のコピペ自体はありましたが、それが便利ツールのおかげで簡単に有効な他サイトの記事を発見してコピーできるようになっています。
だから私だけの問題ではなくオリジナリティの高い記事を書いている人たちは皆さん経験中の問題です。
でもそのこと自体はあまり私は気にしていません。
公開している情報ですし私自身はどうもこうもしません。
しかしパクる解像度が低く劣化コピーになっていることは問題です。
書いている本人自身が記事をしっかり理解できていないので、曖昧であやふやで誤った認識のコピペ記事になってしまっています。
ですがSEO対策が出来ていればグーグル的には上位表示をします。
私の記事より上のトップに表示されたりします。
実はこれについてグーグルはオリジナルコンテンツより、コピーコンテンツの方がアルゴリズム的にマッチしているならコピーを上位表示すると明言しています。
これがグーグル検索の問題ですよね。
エセ医学情報を掲載していたWELQ問題もありましたが、不確かな情報でもSEOがうまくいけばそれで上位表示されてしまいます。
さらに昔より広告の量を増やし今では何かを検索すると上位が広告で埋まります。
詐欺サイトが広告を出しそれがトップに表示されてしまう始末です。
もはやグーグルの検索に信頼は無くなってきています。
最近AIによる回答サービスに対してグーグルは危機感を持っているようです。
けれども広告優先で信憑性も何もない検索結果を出し、自ら検索システムの価値を落とし続けたグーグルの身から出た錆とも言えます。
今年はとうとうグーグル親会社のアルファベットの広告収入が減少に転じていますので時代は変わったようです。
グーグルは当初検索順位をお金で買うことは出来ないと明言していましたが、結局それは広告と形を変えて実行してしまっています。
検索して広告で埋まるシステムとはいったいなんでしょうか。
広告広告の連続で公平性も何もありません。
そのうえSEO対策が出来ているだけのサイトが上位表示されているだけです。
年々グーグル検索をする人の割合は減っており、これからますますその傾向は大きくなっていく予測です。
以前の私はSEOに特化して生きていましたが、もう以前から力は入れないようにしています。もうやってもしょうがないからです。
2021年のEAT重視というグーグルアップデートは本当に良くない方向へSEOを変えてしまいました。
このアプデがその”ある”ツールの台頭を生んでいます。
まさにいたちごっこ。
グーグルは検索システムに自社のAI会話型サービス「BARD」を組み込むと発表しましたが、果たしてそれで好転するのでしょうか。
AI回答サービスの問題は情報の比較が出来ずAIが選んで情報をまとめて発信することですが、それが正しい情報なのかどうかは利用者にはわかりません。
AIが台頭すればするほど情報の真贋の鑑定は難しくなります。
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