株式会社誠文堂新光社から寺原 芳彦 氏著書による『イームズを読み解く』が発売されましたが、それを記念して東京・松屋銀座にて企画展「イームズの招待 Powers of Detail」が開催されています。
そこに実際に行ってきましたので現地レポートをします。
東京・松屋銀座にて第780回デザインギャラリー1953企画展「イームズの正体 Powers of Detail 」が開催
株式会社誠文堂新光社から寺原 芳彦 氏著書による『イームズを読み解く』が発売されましたが、それを記念して東京・松屋銀座にて企画展「イームズの招待 Powers of Detail」が開催されます。 第780回デ...
「イームズの正体」現地の模様をお届けします
場所は松屋銀座の7階でセレクトショップ「デザインコレクション」の隣の「デザインギャラリー1953」です。
入場閲覧は無料です。
”この展示にはチェアはありません。
ソファもテーブルもありません
あるのは図面だけ。
けれどこの展示では、
見えなかったものが見えてきます。”
現地ではこのように解説されている通り図面だけのストイックな展示です。
プロ向けな展示のように見えますが、イームズの家具を見る機会は普通にありますから珍しい度だと今回の展示はそうあるものではありません。
そのためただイームズのデザインに興味があるぐらいの人でも見ておいた方が良いと思います。
通常は見ることができない図面から読み取れる情報は多いです。
イームズ夫妻がどのような考えでこれらの家具をデザインしたのかが伝わってくるようです。
展示規模は小さいのでこのためだけに行くよりは、何かのついでに松屋銀座に寄ってみる感じが良いですよ。
個人的にはイームズの図面を見られるだけでも非常に楽しいです。
原寸大の図面はまるで家具自体が浮かび上がってくるかのような錯覚を受けます。
ちなみにTAKEFREEでイームズラウンジチェアの解体図面がもらえます。
これをもらえるだけでも行く価値はありそうですね。
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