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「中古」「ユーズド」「リユース」「リサイクル」の違いを解説

中古とユーズドとリユースの違い

最近「中古家具」の名称を「リユース家具」と呼称することが増えました。

以前は「中古家具」や「ユーズド家具」という名称を使用されていましたが「リユース」という名称が増えた印象です。

「リユース」「ユーズド」「中古」そして「リサイクル」の違いを解説します。

 

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リユース、ユーズド、中古はどれも同じ意味

リサイクルショップ

リユース(Reuse)は”再利用”という意味で、ユーズド(Used)は”使用済”という意味です。

どちらも”中古”と同じ意味として使われるので「リユース品」と「ユーズド品」と「中古品」は同じです。

以前は「中古家具」という名称が一般的に使われていましたが、いつしか「ユーズド家具」という名称が使われるようになり、今では「リユース家具」と呼ばれるようになりました。

名称一つで印象が変わるため「中古」より「ユーズド」、「ユーズド」より「リユース」の方が聞こえが良いから名称の変更をしているのでしょうね。

 

「リユース」という名称が家具業界でも使われ出したのはまだ最近のことです。

私の記憶では2008年頃に独立前のインテリアショップで働いている際に、会社の方針で「リユース」を掲げているのを見て『珍しい表現だな』と思ったものです。まだそのころ家具の中古を「リユース」と表現するのはあまり無いことでした。

でも「リユース」という言葉自体は「リサイクル」と使い分けるために昭和40年代の時点で使われている言葉です。

だから新しい言葉ではありません。

つまり「リユース」は「リサイクル」の対義語のような使われ方をするのが正しい表現ということです。

 

そんな「リサイクル」という表現ですが、リサイクルショップに代表されるように「中古品」という意味で使われているのは日本ぐらいのようです。

リサイクル(recycle)は”再循環”という意味で、廃棄物や不用品の素材や材料を新たなものへ再生することです。

空き缶を溶かしてアルミを再利用することや、故障品のパーツ取りをして新しい製品に利用することを「リサイクル」と呼びます。

そのため「リサイクル」本来の意味に「中古品」はありません。

それもあり最近は「リサイクルショップ」という名称から「リユースショップ」という名称に変わってきているようです。

 

ちなみに北米では中古品のことをセカンドハンド(secondhand)と表現しますが、これは日本ではあまりなじみのない呼び方です。

 

言葉の意味が分からなかったらこの内容を参考にしてください。

 

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