勤務中に休憩時間以外でタバコを吸うために場所を離れる「タバコ休憩」についてですが、これは特に”タバコを吸わない側”からの不満が生まれるという問題があります。
お店で働いている店員の休憩時間外でのタバコ休憩について私が思うことを書きます。
店員のタバコ休憩問題
私が以前インテリアショップに勤めていた時のことです。
今の独立開業前に2店舗を経験しているのですが、どちらも店長が喫煙者でした。そして同僚も喫煙者でした。
そして私は非喫煙者どころか生まれてからタバコを吸ったことがないぐらいタバコが苦手です。(人が吸うのは自由だと思うスタンスです)
新人で以前のインテリアショップに勤務を始めた時も、店長が『ちょっとタバコ吸いに行っていい?』と最初は確認をするのですが、ダメなんて言うわけないですよね。
そのうち『タバコ吸ってくる』と居なくなるのが日常の行為となります。
ちょっとしたことでタバコを吸いにいなくなるんですよね。イライラしたらタバコを吸いに行くとか。
私は吸いませんが同僚はタバコを吸うので、店長が吸っているからと自分もタバコ休憩を取るようになります。店長も自分が吸いに行っているので咎めることはしません。
そのタバコ休憩もちょっとなら気にならないのですが、そうじゃないんです。
私が以前に勤務していた店舗は商業施設内にあったため、喫煙所まで移動をして店に帰ってくるまで15分ぐらいは戻ってこないんです。それが一日に何度もあります。
で、だいたいそのタバコ休憩中に私が一人で店内にいる時に忙しくなったり、急ぎで行動が必要なことがあるんですよ。
私が店舗でてんやわんやしているとタバコを吸った店長/同僚がぼやぼや歩いて戻ってくるんです。『なんじゃこいつ』と思ったものです。
別に『タバコ休憩すらしないようにすべきだ!』とガチガチの厳しいルールを求めているつもりはありませんが、タバコ休憩をしない私とタバコ休憩をする同僚とでは時給で働いているわけですから不公平感はあります。
『だったらお前もコーヒー休憩でもとったら良いじゃないか!』と言われそうですが、タバコ休憩は良いのにドリンク休憩は普通の休憩時間じゃないとダメだったんですよね。不思議なものです。
むしろタバコを吸いに仕事から離れるのはなぜOKなのか?
それに、タバコを吸う本人は気づかないのでしょうが、タバコを吸った後に店頭に戻ってくると本人タバコ臭いんですよ。当たり前ですけど。
息もタバコ臭い。店内自体もしばらくタバコ臭くなります。
これで接客をするわけですから普通に人によっては嫌われますよね。
売上を左右すると私は考えます。だって私が客側で店員でタバコ臭かったらイヤですもの。
店員のタバコ休憩問題は結構根深い軋轢を生むと思いますよ。
でも現代はタバコを吸う人の方が珍しいでしょうから、あまりこの問題は起きていないかもしれませんね。
一昔前は「全員タバコを吸っているんじゃないか?」と勘違いしてしまうぐらい多くの人が吸っていましたから。
生きづらい時代でした。
特に男性はタバコ吸いまくりでしたから人間関係も仕事も私は本当に辛くて、これもあって私は子供の時から誰ともどこにも馴染めなかったです。
権力を持った側がタバコを吸っていて、タバコを吸う同士じゃないと働いていけない職場が最初の私の就職先でした。もう無理ですぐにやめました。
タバコを吸わないと人付き合いもできないような状態でしたから。
今の子たちは良いですね、私のようなタバコに苦しんで人生の幅を狭めてしまうようなことがなくて。
うらやま。
そんなわけで、タバコ休憩は店員同士で口には出さなくても不満があるはずですから、タバコを吸う側は吸わない側のこともちょっと気にしてみると良い関係を築けるのではないでしょうか。
吸わない側の気持ちを押し付けるわけではありませんけどね。
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