展示品やアウトレット品など格安販売

展示品、セール品、展示品など販売しています

詳細はこちら
スポンサーリンク

実は日本の竹細工からヒントを得たワーレン・プラットナーの名作「ワイヤーチェアコレクション」

プラットナーコレクション

– Platner Wire Chair Collection –

デザイナー:Warren Platner (ワーレン・プラットナー)

 

並んだワイヤー構造が美しいプラットナーワイヤーコレクションは端正な印象を受けます。

ベルトイアのワイヤーチェアとはまた違ったワイヤー組み構造をしたKnoll社の名作コレクションでもあります。

デザインしたのはアメリカの建築家ウォーレン・プラットナーです。

 

スポンサーリンク

姿も楽しむ彫刻的デザイン

コーディネート風景

ワーレン・プラットナーはコーネル大学を卒業後、エーロ・サーリネンの事務所で働いていました。

彼はサーリネンのもと、CBS本社ビルやフォード財団ビルなどのプロジェクトに携わりました。

その中のフォード財団ビルではインテリアデザインに携わり、家具の一つとしてこのワイヤー構造の椅子を作り上げました。

 

チューリップチェアをデザインした「エーロ・サーリネン」のストーリー
建築家であり家具もデザインしたエーロ・サーリネン。ペデスタブルシリーズやウームチェアはあまりにも有名です。 Knollとの関係も深い彼のストーリーを書きました。チャールズ・イームズとも関係が深い人物です。

 

プラットナーチェア

(一番上の画像とこの画像は埼玉県立近代美術館です)

ワーレンはサーリネンと同じく、サンプルモックアップを原寸大に近いサイズで作り上げていました。

このワイヤー構造は日本の竹細工をイメージしてデザインされました。

言われてみると竹細工みたいじゃないですか?竹がそのままスチールに置き換わったような感じです。

この見た目から「鳥かご」という別名も付いていました。鳥かごチェアなんて呼ばれ方です。

 

テーブルの風景

1963年にワーレンはKnoll社と関係を結び1965年(66年説あり)にワイヤーチェアを発売しました。

ほかにラウンジチェアやスツールやサイドテーブル、コーヒーテーブルなども作り、総称してプラットナーコレクションと呼んでいます。

 

ワーレンはサーリネンの死後しばらく建築家ケビン・ローチの事務所で働き、1967年に自身の建築事務所を開設しました。

 

ニューヨークのノルショールーム

(ニューヨークのKnollショールームでの光景です)

現在もKnoll社がプラットナーコレクションの正規品を製造販売しています。

数年前にゴールド仕様が発売したことも記憶に新しいです。

これはベルトイアのワイヤーチェアコレクションと同じ試みとしてリリースされました。

 

ベルトイアの彫刻のような椅子「ダイヤモンドチェア」の歴史と正規品
ノル社から発売されたハリー・ベルトイアのダイヤモンドチェアは座る芸術とも称される名作家具です。 どういった経緯で作られたか歴史を書きました。

 

アーティスティックな高級家具を求める空間に最適です。

 

筆者のお店案内
ハーマンミラーのワークチェアやミッドセンチュリー期の名作家具を求める方へ「case study shop NAGOYA」

ミッドセンチュリーデザインの専門家(私)&ハーマンミラー社のワークチェアチェアの専門家(私)のお店です。
初代ハーマンミラーエルゴノミックアドバイザーであり、ハーマンミラーコレクションアンバサダー(全国一位)でもあり知識・経験ともに優秀です。
アーロンチェア/エンボディチェア/セイルチェアなどお求めならお薦めです。関東に倉庫に在庫も持ち全国どこでも納品・保証も可能です。
個人への販売/法人向けにコントラクト販売/オフィスデザイン/商業施設への納品・施工/アフターフォローまで承っています。プロの方もご相談ください。

名作家具やデザインの話
スポンサーリンク
名作家具とデザインの話

コメント

タイトルとURLをコピーしました