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【ラダーバッグチェア】マッキントッシュの名作椅子ヒルハウスチェアのストーリー

 

ヒルハウスチェア

(http://www.cassina-ixc.jp/shop/g/ghill-house1/)

– Hill House No.292 –

デザイナー:Charles Rennie Mackintosh (チャールズ・レニー・マッキントッシュ)

 

アーツ&クラフツ運動の推進者でもあるスコットランド生まれの建築家「チャールズ・レニー・マッキントッシュ(1868-1928)」が1902年にデザインをしたこの椅子は、同氏の最も有名な家具となりました。

それがこのヒルハウスチェアです。別名ラダーバックチェア。

 

昨日、飛騨高山美術館のことを書いたのでそれに関連して更新します。

 

貴重なアール・ヌーヴォー期の作品が揃う飛騨高山美術館
岐阜県高山市にエミール・ガレやルネ・ラリックの作品を見ることができる美術館があります。 マッキントッシュの部屋など貴重な光景を見ることができるのでお勧めです。

 

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背もたれが極端に長い椅子

 

このヒルハウスチェアは英スコットランドのヘレンズバラのグラスゴー湾近くに建てられたブラッキー邸「ヒルハウス」の寝室のためにデザインされたものがオリジナルです。

ヒルハウス自体の建築をマッキントッシュ自身が手掛けており、同時に家具のデザインもしていました。

 

ヒルハウスチェアは寝室の、具体的にはクローゼットとクローゼットの隙間を埋めるように置かれています。いま現在も置かれているそうです。

座る目的というよりも、衣服を掛けたり置いたり、そして眺めたりすることを目的とした椅子だと考えられています。

まさにアーツ&クラフツ運動を体現するかのような、手仕事を丁寧に取り入れた作りをしています。

背柱も上に行くほどに細くなるなど細かいこだわりがあります。

一目見るだけで誰もが記憶に残すインパクトを持った名作椅子です。

 

ラダーバックチェアという名称は、見た目がラダー=梯子(Ladder)のようだから付けられた俗称のようなものです。

 

現在はカッシーナ社にて正規復刻品が製造販売をされています。

私は正規復刻品を座ったことがありますが座り心地は見た目通りです。

それよりもこのデザインを楽しむことが大切です。

 

たまには座るための椅子ではなく、空間を構成する要素として椅子を手に入れるのもの良いものです。

 

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