店員の声掛けをどう思うか 不快に感じる理由も書きました

ただの風景

かなり以前ですが、お店を開業後の一年目ぐらいにとあるイベントのゲストスピーカー(講演者)として呼ばれたことがあります。

そのイベントは”仕事や働くことについて考える会”みたいな感じだったと記憶しています。

スピーカーとして自分の仕事や働くことに関する考え方を参加者の前で話すなどしました。今から思うとそんなことを私がしていたということに驚きます。アクティブでしたね。

そのイベントの最後に参加者からスピーカーへの質問コーナーがありました。

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そこで一人の参加者が私を指定してこんな質問をしてくれました。

「お店に入ると店員が”何かあればお声掛けください”のように声をかけてくるのが不愉快です。どう思いますか?」

いわゆる”声掛け”ですね。

私はこう答えました。

「わかります。でもそれは、その店員が心からそう思っていないから不愉快に感じるんです」

このように答えました。

お店に入ってきたお客さんに対して声を掛けるのは”店員の義務”みたいなものなんです。

ジャンルにもよりますがアパレル関係は特にですね。

店のマニュアルにも載っていることでしょうし、店長から声掛けして来いと指示を受けていることもあります。

仕事として自分の意志とは無関係にしなければならないことなんです。

だから店員も”声を掛けたくて声を掛けている”わけでもなく”本当に聞いてほしい”わけでもないです。

自分の本心とは違う行為ですからいくら笑顔でやろうが僅かでもぎこちなさが出ることで違和感をお客さんが感じます。それが不愉快に感じる原因だと私は思います。

矛盾した行動は脳が混乱しますので不快感を感じるそうですよ。

本当に心から声を掛けたいと思っている店員だったらあまり違和感は感じ無いと思います。なので不快感はあまり感じないはずですが・・・そもそも人から声を掛けられるのが嫌という人もいますからその辺は人それぞれということで。

心のこもっていない言葉は嫌味に聞こえるのと近い感覚です。

気持ちと行動が伴って人とちゃんとコミュニケーションがとれますよね。

だから声掛けをされるのが嫌な人はですね、”店員もやりたくてやっているわけじゃない”という相手の事情も察してあげられると納得するのではないでしょうか。

じゃあ「声掛けやめろや」ですか?

それは辞められないですよ。

相談したいお客さんもいますから、そうした人達のために声掛けをすることできっかけを作っていますし、なによりお店で店員が動いていると活気が出ますから。(私には無縁なお店のやり方です)

それと、声掛けをする裏の理由に”防犯・セキュリティ”がありますから。

これはですね、万引き(窃盗)チェックです。

何かを盗もうと考えているお客さん・・・客じゃないですね。とにかく何かを盗もうとしている人は誰からも見つかりたくないものです。

だから隠れていたいのですが、お店に入店時に大きな声で「いらっしゃいませー」と言われたり、店内で店員に声を掛けられたらどうですか?『来店したあなたのことは気づいていますし見ていますよ』というアピールにもなりますから犯罪抑止になります。よからぬことを考えている人もいますから声掛けは必要なことでもあります。

これを読んだ人がどこかのお店に行ったときに声掛けされたからって「自分のことを疑っているのか!」とか怒らないでくださいね。

基本的にそれ目的じゃなくて、あなたに何かを買ってもらいたいだけですよ。

ということで、店員の声掛けについての話題でした。

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