イームズハウスオブカード(EAMES HOUSE OF CARD)という玩具があります。
イームズの玩具なのですが、そんなものがあるんですよ。HOUSE OF CARD(ハウスオブカード)はイームズが手掛けた代表的な玩具です。
左がMサイズ、右がSサイズです。
イームズハウスオブカードとは
イームズハウスオブカードは1952年にデザインされタイグレット社で製造販売されました。
このおもちゃは切込みが入ったカードにさまざまな写真がプリントされています。
この切込みに別のカードを差し込んでいくことで色々な形に組み上げることが出来ます。こんな具合に。
つまり、使い方は創意工夫次第。子供だけでなく、大人も当時は夢中になったそうです。
カードの図柄の最終決定はアレキサンダー・ジラードというのもステキです。
テキスタイル、建築、家具をデザインした「アレキサンダー・ジラード」
アレキサンダー・ジラードはハーマンミラー社のテキスタイル部門のデザインディレクターとして活躍しており、多くの魅力的なファブリックを世に送り出しました。 建築家でもあり、家具や内装のデザインもして、民芸品のコレクターでもある彼の生涯を書きました。
当時はGIANT HOUSE OF CARDっていうB5用紙に近いサイズの巨大な物もありました。
このカードは1961年にタイグレット社が倒産したため市場から姿を消しました。
でも現在はイームズオフィスによる復刻されていまして、上写真のそれが復刻品です。
ハーマンミラーのディスプレイで見ることもありますね。
ただタイグレット社って私は書いてますけど、最初はオット・マイアー社ということろという記載もあります。どうなんですかね。
イームズにはこんなものもありましたって話でした。
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