米国ニューヨークの伝統あるテキスタイルメーカー「maharam」ですが、以前そのニューヨークにあるオフィスに行ったことがあります。
マハラムは1902年からNYで生地販売を始めた老舗も老舗のテキスタイルメーカーです。
ハーマンミラージャパンの人に案内されて一緒ににそのNYCオフィスに訪問して、マハラム社員さんに内部を案内してもらったんです。
ブランドの説明からテキスタイルのレクチャーまで多くのことを話してもらいました。
これがまた素晴らしかったんですよ。格が違うオフィスでした。
ちょっと見てもらいましょう。
早速ここは玄関エレベーターから入ってすぐの光景です。
ここがマハラムのNYCオフィス、そしてデザインスタジオです。
マンハッタンのとあるビルの中に入っていますよ。
世の中にこんなテキスタイルメーカーのオフィスあるのかってぐらいすごいです。
アートも家具も何もかもハイレベルすぎます。ちょっと次元が違うぐらいすごいです。
もうこの空間何もかもすべてが作品と言っていいぐらいです。
ここに来るとですね、マハラムというブランドがいかに美意識が高く、そしてプライド高く上品かということが感じられると思います。
圧倒されます。
でもこれを体験するとマハラムへの見方が変わりますので、マハラムを扱うものとしては知っておくべきだと思いました。
ドナルド・ジャッドのアートがいきなり飾ってあるぐらい。
右に少しだけプラトーンがみえますよね。レアもの多数。
収納棚すらこの素敵さ。サンプルの置き方もすごい。
イームズアルミナムチェアの色センスが素敵ですね。
さすがのレベルの高さ。
デザインスタジオ部分は写真撮影がダメだったのでありません。HPで見てください。
いや本当にここは美術館かってぐらいアートも家具もデザインも良いものが置いてあります。
彼らによると、こうした環境がデザイナーに良い影響を与えるそうです。
マハラムオフィス内は芸術や逸品や名作が所狭しと置かれていて、それが高い審美眼を保ちます。
それだけじゃなく、オフィスに人形など私物は一切厳禁だそうです。
例外として写真は一人1枚だけ飾って良いそうですよ。
ちょっとすごすぎるぐらい徹底していますよね。
それ以外にも梱包方法や倉庫での収納に至るまで、細部という細部までこだわります。
それがクリエイターたちの心に響くのです。
こうした妥協のない空間づくりがデザイナーのクリエイティブを促進し、ブランドとしての気品やプライドになるのだと思います。
良い物に囲まれると仕事にも良い影響を与えるということですね。
良い物を見ると目が肥えますし、心を豊かにさせます。
もし仕事に良い変化や変革を求める場合、一度家具やインテリアに目を向けてみるともしかしたら素晴らしい効果があるかもしれません。
参考に出来ないぐらいでしたけど、マハラムオフィスの話でした。
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