”日本で照明といえばヤマギワ”というぐらい有名な照明に関してプロフェッショナルな会社があります。
照明を専門に家具を販売するお店でありましたが、照明メーカーでもあります。
照明に関してはものすごい影響力と力を持つ会社です。
”お店でありましたが”という書き方をしたのは理由がありまして、その辺はwikiに簡潔にまとめられているので引用します。
戦前から秋葉原に店を構えていた老舗で、かつては秋葉原の東京本店を中心に、全国に照明器具を主力とした家電量販店を展開していた。しかし、バブル崩壊後は消費需要の低迷に加え、銀行借入による有利子負債によって業績が悪化したため、家電部門を石丸電気(現:エディオン)に、音楽ソフト部門のヤマギワソフトをソフマップに譲渡し、総合インテリア卸・小売業として、デザイン性に優れた高級照明・家具の販売に特化した(製造や輸入などは子会社の神戸インターナショナル(旧:ヤマギワインターナショナル)が行っている)。
2008年(平成20年)のリーマンショックに端を発する不況での消費低迷や、新規建築着工件数の激減で売上が急減。さらなるリストラのため製造部門の統合や、店舗事業からの撤退、人員の削減を進めたものの、事業縮小の影響を埋めるまでには至らず、2011年(平成23年)4月に企業再生支援機構による支援を受けるに至った。2012年12月にはMARUWAがヤマギワの株を取得し、同社の子会社となった。
現在、店舗事業からは撤退しているが、東京・名古屋・大阪にショールームがある。
yamagiwa wiki https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%AE%E3%83%AF
ということで名古屋にも昔は新栄に店舗がありましたがずいぶん前に無くなりました。
現在は納屋橋付近にヤマギワ名古屋ショールームがあります。
店舗事業からは撤退しているとは書かれていますが、実際には個人への販売も行っているショールームです。
実はわたし、ヤマギワさんと取引していますので関係があります。
きっかけはヴァーパンの照明ですね。
以前はある商社がヴァーパン社の照明を輸入代理店していたのでその会社と取引をしていたのですが、あるときヴァーパンのライセンスがヤマギワ社に移ったことで私もヤマギワさんと関わることにしました。
ヤマギワ社といえばフランク・ロイド・ライトの照明が著名です。代表的なプロダクトですね。
この「タリアセン」もそうですが、ライトの照明は米国のフランクロイド財団からヤマギワ社はライセンスを正式に得て製造している物です。
1994年から正規復刻され現在まで販売が続けられています。
さて、どうして経営が傾いたかというとその一つの要因は・・・あれですね、安売りしすぎたからでしょうね。
正直わたしも彼らの安売り手法が好きではありませんでした。
でも最近変わりました。
ある人が言っていました。
「反省を生かして、まず大手から行動を示さないと」
だから最近は安売りをするのをやめています。すごく良い傾向だと思います。
インテリアコーディネート無料というのも以前は打ち出しをしていましたがそれもやめています。
何でもかんでも無料だとかサービスだとかをしていることで、本来はコストや人件費がかかるということが希薄になり消耗していくだけだからです。
まず有名な大手から”何でも安売りをして無料にすれば良い”という判断をやめて他へ道を示さなければなりませんよね。
安売りは正義ではありませんし消費者にとっても長期的に見ると良いことではありません。
だからこの話を聞いたときに私は感心しました。
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