先日エジプトに行き、2025年11月にグランドオープンした大エジプト博物館に入るとこんな椅子がありました。

これは第18王朝のファラオであるツタンカーメン王の黄金の玉座です。
紀元前14世紀中頃(紀元前1332年~1323年頃)に製作されたと考えられています。
玉座は木製で、全体が金箔で覆われており、ガラスや半貴石(カーネリアン、トルコ石、ラピスズリなど)が象嵌されています。
贅沢の極みのまさに権力の象徴を体現した椅子です。
ところで足元をご覧ください。

これ足置き台ですよね?
つまり「これは世界最古のフットレスト」ですね!
足置きの台にも装飾をしており権威を表していますが、やはりこの時代は道具と言う概念より権力者の装飾といった位置づけだったのでしょう。
想像ですがこの椅子に座ったファラオの足が地面につかず、それで台を作ったら良いのだと考えての事でしょう。
そうじゃなかったらそもそも椅子の脚の長さをファラオに合わせていたでしょうし。
あるいはまだファラオが子供だったから、成長することを見越してこの椅子の大きさだったのかもしれません。
いずれにしてもこんな時代から足置き台であるフットレストが存在したわけです。
フットレストに装飾を施すなんて現代では考えられない点が面白いですね。
ちなみに他のフットレストもあるので下記動画からご覧ください。

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