東京・世田谷にある世田谷美術館にて「倉俣史朗のデザイン ―記憶のなかの小宇宙」が2023.11.18 – 01.28のあいだ開催しています。
実際に足を運んでみてきましたので可能な部分だけレポートします。
倉俣史朗のデザイン | 世田谷美術館 SETAGAYA ART MUSEUM
造花の薔薇を透明アクリル樹脂に封じ込めた「椅子」、板ガラスを組み合わせただけの「椅子」、大きさを少しずつ変えて格子状に49個並ぶ「引出し」、7本の針を持つ「時計」。一目見た時に驚きがあり、そして笑みがこぼれ、しばらくして、その機能がきちんと保持されていることに気づきます。倉俣史朗(1934-1991)は、このような一風...
倉俣史朗のデザイン ―記憶のなかの小宇宙開催の様子
(01チェア&01テーブル)
今や伝説的なデザイナーとなった倉俣史郎 氏の作品を一堂に集めた貴重な展示会です。
プロダクトはもちろん、彼のレコードや本のコレクションも展示しているのが珍しいです。
(ハウ・ハイ・ザ・ムーン)
入ってすぐの展示は撮影と公開が許可されています。
今回使用している写真は全てそこで撮影したものです。
(テラゾーテーブル)
平日に訪問しましたが多くの人が来場しており、近年の評価の高さがよくわかります。
一般層へも名前が広まったのでしょう。
(トウキョウ)
倉俣史郎デザインが好きな人なら必ず楽しめますので行ったほうが良いです。
ただ世田谷美術館の中でも展示スペースは一部になっているため大規模な展示をイメージするとそこまでではありません。
貴重な作品を実際に見るという意味で行く価値はあります。
会場ではミスブランチが3台展示されていました。
この台数を一堂に見比べることは出来ないですから、この為だけでも来た甲斐はありました。
図録がまた格好良いです。
資料としても使える内容なので倉俣ファンは持っておくと良さそうです。
ちなみに世田谷に行き、帰りは静岡駅で降りてBar CoMbLéにまた行きました。
会場ではもちろんこちらのBarの解説もされていましたから続けていくのは面白い経験です。
静岡市にある倉俣史朗デザインの現存する数少ない空間を持つ素晴らしいBar「CoMbLé (コンブレ)」
静岡県葵区に故・倉俣史朗 氏が内装をデザインしたBar「CoMbLé (コンブレ)」があります。 氏が手掛けた現存する数少ない店舗の一つです。 実際に訪問をしましたので現地レポートをします。 静岡にある現存する...
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