いつ頃からかグーグルはウェブサイトの評価に権威性(E-A-T)を取り入れるようになりました。
その影響で身元自体を偽るアフィリエイト収益のみが目的のウェブサイトが増えてきました。
ワークチェア関係のウェブサイトも身元を偽る内容が目に付くようになってきました。
大学教授や医者、医学療法士やワークチェアの監修や開発、医療機器の開発などなど、自己紹介にこうした記載があります。でも名前も所属も身元に関わる情報は全て伏せられています。
身元を明かしていないウェブサイトはほとんど嘘の自己紹介でしょうね。
まずアフィリエイト特有の文章の書き方や構成をしているのでわかります。いわゆるテンプレというやつです。
それに身元を隠す意味が分かりません。
自分がメーカーのワークチェアの監修をしているというのならそれが何か明かしたほうが良いです。
ワークチェアの開発をしているのなら自分のワークチェアを売るように紹介したほうが良い訳なのに、どうして他社のワークチェアをいろいろ記事に取り上げてアフィリエイトリンクを貼っているのでしょうか。
これだけで嘘と断定するのは早急だと思われるかもしれませんがまだあります。
「腰痛予防」といった言葉を使うのは薬機法を知らない素人です。
”腰痛予防のための運動”という表現なら問題ありませんが、”ワークチェアが腰痛予防になる”と表現をすると医薬品医療機器等法あるいは景表法に引っかかります。
「腰痛緩和」も「腰痛に効果がある」といった表現もダメですが、こうした表現を記事内で普通に使っています。
薬機法を知らない人がプロだとは思いづらいです。
そもそも記事の内容自体、専門知識があるような人が書いているとは思えないぐらい浅いです。
もしこれで身元が嘘ではなく本当に大学教授や医者なら相当まずいですよ・・・薬機法を知らない専門家なんているのでしょうか・・・?
権威に騙されて誤った情報を信じ込んでしまうといけませんのでご注意ください。
だいぶテキトーなことが書いてありますからね。
私の記事からのコピペもありましたので文章も他からパクっているようです。
身元を明かしている人は別ですのでそこは誤解しないでください。
これは私が得意なジャンルなのでわかるのですが、他のジャンルで記事を見ても判断が付かないかもしれません。(でも文章の書き方でわかる気もしますが)
ひと昔前に比べるとインターネットの情報は本当に信ぴょう性が低くなり、さらに実際に詳しい人ほど情報が出てこないようになってしまいました。
結局グーグルのSEOを制するテンプレだけが情報として上位になるのは昔から変わりません。
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