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家具・インテリアのカラーのトレンドは時代や景気とともに変わる

家具のカラートレンドも変わる

家具のトレンドカラーも時代とともに変化していきます。

現在はペールカラー、モノトーンが好まれる傾向にありますが、10年ちょっと前ぐらいまではもっと発色の良いカラーが家具の売れ線でした。

20年以上前となるとビビットなカラーや原色が好まれていましたね。

 

家具のカラートレンドですが、これはファッションと同じで景気に影響されます。

景気の良い時は明るいカラーが好まれて、景気が悪い時はモノトーンやダークトーンが好まれます。

 

日本もバブルの時は赤や紫に派手派手なファッションがうけていたわけですし、これは家具のトレンドも同じです。

景気の良い時は装飾華美で明るいカラーの家具が好まれました。

家具のデザイン自体もそうですね、尖ったデザインの家具は景気の良い時ほど存在しました。

それだけ勢いのあった時代ですからデザインも挑戦的だったということでしょう。

 

実際、私がこの家具販売業に関わりだした15年ぐらい前はグレーの家具はあまり人気がありませんでした。

イームズシェルチェアもレッドだブルーだといった色ほど”らしさ”も感じて好まれていました。

それがいつのまにやらグレー系は主流カラーとなりましたから時代が変わるといろいろ変化するものです。

ブラックやホワイトなんかは時代に関わらず一定の人気を持っていますけどね。

 

北欧デザインが日本で有名になり強くなったのも景気が影響します。

もちろんもともと北欧のデザインは優秀ですからそれ自体に価値があるのは間違いないです。

日本の家屋と相性が良いという前提条件もありますしね。

それでも十数年前までは北欧デザインは一般的ではありませんでした。

アルヴァ・アアルトといっても家具デザインに興味がある人だけが知って好んで使っていまして、少し玄人的な印象がありました。

それが今では誰でもアアルトの名前やデザインを知っているぐらいですから変化は早いです。

 

どうして北欧デザインが急速に一般的にも日本で人気が出たかというと、それは家具自体というより「北欧の幸せな国と人々」というイメージによるものが大きいです。

景気が悪いほどこうしたイメージに憧れを持ち、そういった暮らしにも目を向けられたことで家具・インテリアにも人気が出ました。

自国に不満があるほど他国が良く見えるものですね。

 

・・・異論がある人もいるでしょうからあくまで私の考えとして読んでくださいね。

『そんなことじゃない!』という方はコメント欄にお願いします。

 

世界で一番幸福な国がフィンランドで2位がデンマークだそうですから、そんな国の暮らしに憧れを持ち取り入れるというのは自然ではあります。

 

しかしフィンランドやデンマークと日本を比較するのはちょっと規模が違いすぎて難しいのでは?と私は思ってしまいますが・・・

 

フィンランド/人口 約551万人(2018年12月末時点)

総務省HP参考 mofa.go.jp/mofaj/area/finland/data.html

 

デンマーク/人口 約581万人(2019年デンマーク統計局)

総務省HP参考 https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/denmark/data.html

 

日本/人口 約1憶2630万人(2019年)

総務省HP参考 https://www.stat.go.jp/data/jinsui/new.html

 

単純比較するにはちょっと違いすぎますよね。

 

これなら都道府県で比べると良いのではないでしょうか。

例えば私の現在地は愛知県です。

 

愛知県/人口 約755万人(2019年)

愛知HP参考 https://www.pref.aichi.jp/soshiki/toukei/jinko1new.html

 

フィンランドやデンマークより愛知県の方が人口が多いのですか。

 

面積はフィンランド338,400 km² > デンマーク42,930 km² > 愛知県5,173 km²です。

 

フィンランドとデンマークと愛知はわりと近い規模じゃないですかね?

ちょっと愛知の人口が多いですけど。

 

では商業規模はどうでしょうか。

 

フィンランド / GDP2,693億ドル(2019年,IMF)

総務省HP参考 https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/finland/data.html

 

デンマーク / GDP3,501億ドル(2019年,IMF)

総務省HP参考 https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/denmark/data.html

 

愛知県 / GDP4,022億ドル(2020年,2019記載見当たらず

愛知県HP参考 https://www.pref.aichi.jp/soshiki/toukei/0000078902.html

 

 

愛知単体で国であるフィンランドやデンマークよりGDPが多いわけですか・・・さすが産業の國ですね。すごい。

愛知県自体は良い場所ですから決して幸福度が低い県だとは感じません。

給与平均も日本全体でも上位に入りますしね。平和ですし。

 

国じゃなくて都道府県単位で比べると幸福度は話が変わってくるかもしれませんね。

この話に特に結論はありません!

 

また時代が変われば家具のカラートレンドも変わるでしょうし、また家具の流行りも変わることでしょう。

次はどうなっていくでしょうか。

 

ちなみに、1940~50年代もアメリカで北欧ブームがあったそうですから時代は繰り返すものです。

 

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