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エンツォ・マーリによる芸術とも言える名作知育玩具の海洋生物Ver「16 PESCI」

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– 16 PESCI –

デザイナー:Enzo Mari (エンツォ・マーリ)

 

海洋生物をモチーフにした「16ペーシ」は、エンツォ・マーリが1957年にデザインをした「16アニマリ」の続編としてデザインをされました。

繊細で綿密なデザインにより芸術性の高い構成となっているイタリアンモダンの傑作知育玩具の一つです。

 

理想の社会を構築するデザインを生み出す「エンツォ・マーリ」のストーリー
イタリアンモダンデザインの重要人物であり、今なお現役で活躍する重鎮です。 エンゾ・マーリと今まで表記されていましたが、現在はエンツォ・マーリと表記を変えています。 ダネーゼには欠かせない作品の彼自身のあまり知られていない話です。

 

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海の生物を一枚に落とし込んだ計算された玩具

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「16ペーシ」は1973年にデザインをされました。

これは1957年にエンツォ・マーリが手掛けた「EDIZIONI PER BAMBINI」というシリーズの「16アニマリ」の続編として海洋生物をモチーフにして製作された子供のための知育玩具です。

前回が陸上動物だったのでその対象として海洋生物が選ばれたのでしょう。

海の生き物は流線型が活きるデザインとなっているため非常に相性が良いです。

 

エンツォ・マーリによる芸術とも言える名作知育玩具の海洋生物Ver「16 PESCI」
– 16 PESCI – デザイナー:Enzo Mari (エンツォ・マーリ) 海洋生物をモチーフにした「16ペーシ」は、エンツォ・マーリが1957年にデザインをした「16アニマリ」の続編としてデザインをされました。 ...

 

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16アニマリも16ペーシも両方とも発売はイタリアのダネーゼ(DANESE)から行われました。(当時はショップダネーゼ)

発売時はポリウレタンプラスチック素材で作られていました。

写真は木製ですが、これは2003年にダネーゼ社で同製品の復刻が決まった際に選ばれた素材です。

オーク材を使いカットすることで高級感があり非常に優れたアート作品として楽しめる様になっています。

また、ダネーゼ社で復刻するにあたり生産数を年ごとに絞っており限定した数だけ製造販売することで希少価値を生み出しています。

 

イタリアンミッドセンチュリーを代表するダネーゼ(DANESE)の歴史と説明
イタリアのダネーゼはその歴史こそがダネーゼである理念となっています。 健全な美意識のために必要なメーカーです。

 

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16アニマリ同様もともとは子供向け知育玩具でしたが、現在では芸術性の高いアートオブジェとして好まれます。

一個一個ばらして飾っても良いですし、まとまった状態で飾っても素敵です。

子供に遊ばせるとなると折れたりしたときに気になる値段ですし・・・でもそうしたことを気にせず子供に与えられるのが素敵な親でしょうけどね。

 

豆知識としてこの16ペーシのタコには足が6本しかありません。

実はマーリがデザインにタコを取り入れる場合いつも足が6本なんです。デフォルメなのかポリシーなのかは分かりませんが、タコの足が6本だとマーリのデザインということがわかります。

何となく可愛げがありますよね。

 

【DANESE/ダネーゼ】 16 PESCI ペシ 知育玩具
「16ANIMALI」の続編でもある「海の生き物」をモチーフにした知育玩具です。 1974年発売当時は生産コストの問題で樹脂製のみのリリースとなっていましたが、ダネーゼで復刻するにあたって素材を動物同様、木製にして、さらに年次ごとの限定生産となっています。

 

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