愛知県・犬山市の明治村の帝国ホテル内に面白いテーブルが展示されています。
それがこの机で、ポーツマス条約調印の際に使われたテーブルです。
日露戦争終結の舞台となったテーブル
ポーツマス条約は1905年に日本とロシアの間で結ばれた日露戦争の講和条約です。
ルーズベルト米国大統領の斡旋により、アメリカ・ニューハンプシャー州のポーツマス海軍造船所にて、当時の日本外務大臣小村寿太郎とロシア全権セルゲイ・Y・ウィッテの間で調印されました。
これにより日露戦争は終わりを迎えます。
その調印の際に使われたのがこのテーブルです。
とてつもなく巨大で重厚な木製テーブルは、これ以上ないぐらい厳粛な雰囲気を感じさせます。
調印する舞台としては最適なテーブルです。
それにしても大きいです。
現物をじっくり見ると木製なのに繋ぎ目なく天板が製作されているようですが・・・さすがに接いでますよね。ちょっと判別できませんでした。
職人技のしっかりした木製テーブルだからこそ100年以上経っても普通に存在し続けるわけですね。
もう現代でここまでの木製テーブルを作るのは珍しいとは思います。
いずれここまでの木製テーブルはオーパーツになるかもしれませんね。
コメント