”東京を走るために作られた自転車”をコンセプトに掲げるトーキョーバイク(Tokyo Bike)では、過去にジラードスタジオ(Girard Studio)とコラボレーションをして、アレキサンダー・ジラード(Alexander Girard)のテキスタイルをイメージした自転車を作っていました。
TOKYOBIKE X ALEXANDER GIRARDの自転車
自転車の実物はこちらです。
2015年に東京・丸の内のハーマンミラーストアで開催された「アレキサンダー・ジラード展」にて展示をされていました。
東京デザインウィークに合わせてこの自転車は特別にコラボレーションがされたもので、同時期にCURATOR’S CUBEにて開催されたジラードの子孫による特別展示「GIRARD CONTINUED -ジラード・ファミリーのクリエイション-」でも展示されていました。
ジラードの色彩センスがフレームにキレイに落とし込まれた印象的な都会の自転車といった装いです。
(https://www.maharam.com/products/palio-by-alexander-girard-1964/colors/004-multi)
配色の元になっているのはジラードが1964年にハーマンミラーテキスタイルにてデザインをしたパリオ(Palio)でしょうね。
それのマルチカラーを自転車にうまく取り入れています。
パリオはテキスタイルデザイン自体が特徴的なのが醍醐味ですけど、色だけでも何となくパリオっぽさがわかるのが面白いです。
フレームにはアレキサンダージラードのサインが入っているのでわかりやすいですが、色合いが特徴的なのでこのカラーリングだけでピンと来る人もいるのかもしれません。
この自転車ですが、販売されたものなのか私もよく分かっていません。
コラボして紹介しただけなのかもしれませんね。
話がずれますが、パリオはテキスタイルデザインが大きく広がるため製品に張るときは大きな面が必要ではありますけど、小さなものでもこのクッションのようにテキスタイルのそれぞれの部分を使って細かく分けて、数を揃えることで全体を表現すると楽しげです。
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