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ロジェ・タロンの「TSチェア」は折りたたんだ姿が美しい名作フォールディングチェア

TSチェア

– TS Chair –

デザイナー:Roger Tallon (ロジェ・タロン)

 

フランスを代表する工業デザイナー「ロジェ・タロン(1929-2011)」は、フランスの新幹線「TGV Atlantique」 や「TGV Duplex」をデザインするなど、数々の名品を手掛けた人物です。

そんなロジェ・タロンが1970年に木製の折りたたみ式の椅子をデザインしています。

このTSチェアは彼のデザインセンスが落とし込まれた珍しい構造のフォールディングチェアです。

 

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ロジェ・タロンによる木製折りたたみ椅子の構造

折りたたんだ状態

TSチェアの最大の特徴はこの折りたたんだ姿にあります。

一枚の合板から切り抜かれたデザインとなっており、金具で連結しただけのミニマルな構造となっています。

ロジェと言えば金属のイメージがありますので、こうした木製の椅子というのは珍しいです。

 

なんとなくあれですね、祭りの屋台で見かけた”型抜き”みたいですね。

型抜きが何かわからない人はこちら→「型抜き 祭り」グーグル画像検索

 

実物のTSチェア

展開するだけで椅子として機能します。

純粋な折りたたみ椅子としても単純に使いやすい構造です。

丸みのある流線型のデザインは、ロジェの往年の名作デザインを思い起こさせます。

 

この写真の個体はフランスのsentou(セントゥ)による復刻品です。

復刻品は角を削って丸みを帯びたデザインとなっていますが、オリジナルヴィンテージは復刻品ほど角を削っていないのでもっと無骨な見た目です。

 

接合部

素材の構成もシンプルで、分厚い合板と接合部の金具のみです。

かなりしっかりした厚みと重量を持っており、このコンパクトさでもしっかりした座り心地を得ることが出来ます。

 

並んだTSチェア(METROCS東京より)

折りたたんだ姿の美しさと合理的な構造が合わさった名作です。

ロジェのデザインも感じられることで、見た目にも良いし使いやすいスリムな折りたたみ椅子です。

 

ただ、構造上の問題もあって、折りたたんだ状態でロックがかからないためすぐに背もたれが前後どちらかへ展開してしまうのと、かなり指を挟みやすいのが注意点です。

子供には触らせられない椅子ですね。

 

TSチェア使用例

必要な時にだけ活躍するセカンドチェアとしても好まれていました。

なかなかロジェ・タロンのデザインの椅子を手に入れることもできないので、手軽に所有するのも良さでしたね。

やっぱり彼の製品を所有するのは一つのスペシャルなことですから。

 

この椅子のオリジナルヴィンテージ市場については私もよくわかりません。

復刻した正規品は、以前まで日本でも正式に流通していましたが現在は終了しています。

また出回るようになると良いですね。

 

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