家具屋にとって困る客 ~ 家具の耐久テストをする人 ~

店内

今でこそ私は独立して家具を販売するお店を開業してやってきていますが、それ以前に家具・インテリアを販売するお店を二つの会社で経験しています。実は。

 

そんな店員経験のなかで、家具屋・インテリアショップにとって迷惑な来店者も残念ながらありました。

そんな迷惑な来店者の中で最も困るのことの一つが「家具の耐久テスト」を展示品でする人です。

 

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家具がどのぐらい頑丈が試し過ぎる

割れた家具

店内の展示品は販売している現物でもあるのですが、実物を見るためだったり素材やカラーの確認をするためだったり、座ったり触ったりして実際の使用感を試すものでもあります。

椅子の展示品も座る以外の使い方を試すようなものではありません。

 

家具の耐久テストとはいったいどういったことかと言いますと、実際の使用感以上に負荷を与えてどこまでやったら壊れるか試す行為です。

 

例えばこんな行為です。

 

家具をバンバン叩く

勢いを付けて全体重をかけて全力で座る

パーツや家具自体を限界以上まで曲がるように力を入れる

固定してあるパーツを無理やり外そうとする

爪で塗装をこすったり弾いたりして傷をつける

持ち上げて落とす

座ったままガタガタ揺らす

 

などです。

 

要はですね、何をしたら壊れるのか試しているんです。

しかもなんとなくです。

マジでろくなもんじゃないですよ。

 

そこまで試すんだからよっぽどその家具が気になるんでしょ!欲しいからそこまでやっているんだろ!

 

と、この行為を擁護する人もいらっしゃるかもしれませんが、いや私もそう思ったんですよ。

でも今までの経験上そういったことは無いです。断言しても良いです。

 

店員時代に店頭で熱心に家具の耐久テストをする人に接客をするのですが、その人が買うこともないですし後日注文をしてくれることもありません。

そのわりにはいろいろ質問をしてきて根掘り葉掘り聞きながら家具を壊すんじゃないかというぐらい試すんです。※壊れることもあります

 

本当は手荒に家具を扱うのはやめてほしいのですが、臆病な店員でしたし、来客とトラブって上司に怒られるのも嫌だし、それ言って売り上げが流れるのが怖かったんです。当時の話です。

ま、どっちにしろ売れないんですけどね。

残ったのはボロくなった家具だけです。

 

これですね、その店に思い入れもないですし買う気もないから耐久テストをするんです。

長年の現場経験からよくわかりました。

 

逆の立場になって考えるとわかるのですが、自分が客側だとして、欲しい家具だったらその展示品を手荒に扱うなんてまずありません。

だってその展示品を買うかもしれないからです。

新品を買うとは限らないじゃないですか、そのお店にあるものはどれだって自分が買って帰る可能性があります。

それに展示品は商品なんですから、壊したりして弁償したりお店に嫌われたくもないですし。

 

だから展示品を手荒に扱う人というのは、そのもの自体に興味もないけど、目の前に家具があるから耐久テストしてやろうぐらいのものです。

”この値段のこのデザインの家具がどうしたら壊れるのか”をやってみたいだけです。

 

それか少なくともその店にお金を払う気はないだけです。

他の店やオンラインショップでは買うんじゃないですかね、それを自分がどうでもいいと判断する店で耐久テストしたいだけです。

 

これがものすごい迷惑な来店者ですね。

だからですね、耐久テストするような人が買ってくれるかもしれないと思って期待しちゃダメですよ。他のお客さんのためにもその行為を辞めさせるべきです。

結構高い家具でこそやりますから、それを許容していたら赤字になっていくだけです。

 

まあ辞めさせたら辞めさせたで不機嫌になって文句言って買った後に、店のクチコミに機嫌を損ねた代償として☆1を付けてボロクソに書かれるでしょうけどね。

もはや当たり屋です。

 

ところで、家具の耐久テストをして本当に壊してしまったらどうするかですが、

その時は『こんなぐらいで壊れる様ではダメだ!買おうと思っていたのにな!』

と悪態ついて帰るだけです。

 

これマジですよ。現実にいるんですよ。

 

これもあって私は路面のビルの二階で開業をして通りすがりの来店を無くすようにしたんです。

ちゃんとお店に興味があるとか用がある人だけと商売したかったからです。

それが本当のお客さんのためにもなります。

 

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