一昔前に比べると家具の販売がやりやすくなったと感じる部分があります。
それがインターネットで地図を見ることが出来るということです。
そう、グーグルマップですね。
グーグルマップ以前からインターネットの地図サービスはあったのですが使いやすさや詳細な情報はもうグーグルマップは桁違いです。これは便利。
あまり説明は要らないかもしれませんが、家具やインテリアを販売するのにどう便利なのか書きますね。おそらく皆さんが気づかないメリットもありますから。
マンション名を書かないと配送員が困る
家具を販売して後日納品をする際にですね、お客さんの個人情報を詮索するつもりはないのですが、カスタマーシート書いてもらった住所が合っているかどうかをグーグルマップで確認します。
ちゃんと”指定の場所に家があるか”や”マンションやアパートだったら該当の場所に存在するか”を確認します。時にはストリートビューを使って現地を見ておきます。
こうしておけば住所の書き間違いがあった時に事前に気づくことが出来ます。
(ちなみに私はお客さんがどこでどんな家に住んでいるかなどは何も気にしませんので、そういったことを知る為ではありませんよ。)
どこの家具屋でも同じだと思いますが、自分が配送する場合も納品先のお客さんの住所を事前にグーグルマップで下調べも出来るので迷いづらくもなりました。
お客さんの住所を先に確認できることが本当に便利になったと実感します。
ここまでは想像通りですよね。皆さんも。
でももう一つあまり気づかないであろうメリットもあるんです。
お客さんの住所を書いてもらった時に、マンションやアパート名を省略して記入をされる場合があります。
例えば ○○県××市△△町1-2-3-403 のように部屋番号だけ書く手法です。最後の403は1-2-3に続いていますが、丁寧に書くと”1丁目2番地3号(建物名)403号室”ということです。
この書き方は建物名を隠すことで一応プライバシー?になっているのでしょうか。だから書かない人は実は珍しくなんです。
このような住所を書かれた場合に本人が目の前にみえる時は「マンション名なしで配送員さんが迷わないですか?」と私は確認をしますが、オンラインショップだとマンション名が省かれてオーダーが入っていても本人が居ないのですぐにはわかりません。
どうしてこんな確認をするかというと、配送業者さんの困りごとの一つに”部屋番号だけだと配送が難しいケースがある”からです。
さっきの403と書かれているのはつまり4階の部屋ということになるのですが、同じ番地号にマンションが2棟以上建っている場合があります。そうすると、どのマンションの4階か判断が付かないからなんです。この場合は一軒一軒確認するそうですが、不在だと何処かわからないのでもうお手上げだそうです。これがまた配送時間が延びる原因だそうですよ。
だからその問題を私は知っているので、もし部屋番号だけしか書かれていない納品先の場合は、事前にグーグルマップで同じ番地にマンション/アパートが2棟以上建っていないかを確認しておきます。もし該当する建物が二つ以上あった場合は直接お客さんにコンタクトをとって確認をします。
ちょっとの手間で物事がスムーズに進むのならそれが一番ですからね。
これがグーグルマップの非常に便利なところです。
ひと昔前は住所を確認する方法が少なかったですからね・・・
私がこの業界に入ったころはインターネットは普通に使われていたのですが、地図サービスはゼンリンが一般的だったと記憶しています。
それだけだと不十分だったので、何処のお店でも持っていたのでしょうが分厚い地図帳や郵便番号を確認できる資料などを確認していました。
もっと昔はインターネットも無かったわけですからもっと大変だったでしょうね。
でもその代りそんなに昔ならマンション被り問題は少なかったと思いますよ。都心はあったかもしれませんけど。
皆さんにしても初めてのお店に行くときにグーグルマップで先に確認しておいたりしますよね。
これは本当に便利になったと思います。
住所間違いがあったら大変ですから。先に確認できるようになったのは助かります。
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