ローマ数字の直線構成の美しさを生かすために、装飾を排してシンプルにまとめた時計。
株式会社タカタレムノスは渡辺力氏デザインによる掛け時計「RIKI ROMAN CLOCK(リキ ローマン クロック)」を2017年9月8日より発売を開始しました。
ローマ数字の直線構成の美しさに注目し、書体を生かすため装飾を排し、その繊細なメリハリを研ぎ澄まし、
シンプルな針のバランスと枠体を求めて1977年に生まれたのがこのクロックです。
敢えて塗られた時計枠体のゴールド色が唯一の装飾かもしれません。
ローマ数字を使った時計は、書体の持つクラシカルなイメージ、直線のみの単調さ故、枠体や針を華やかにデザインする傾向がありました。それに対し、ローマ数字の直線構成の美しさに注目し、書体を生かすため装飾を排し、その繊細なメリハリを研ぎ澄まし、シンプルな針のバランスと枠体を求めて1977年に生まれたのがこのクロックです。
発売当時、恐らく衝撃的であったその「そっけなさ」は、今となってはあたかもモダンクロックの基本のように感じられます。
敢えて塗られた時計枠体のゴールド色が唯一の装飾かもしれません。
/RIKI ROMAN CLOCK/
WR17-12
寸法:φ251×60mm
重量:1,080g
素材:アルミニウム、ガラス
仕様:スイープセコンド
価格:¥20,000+税
JAN: 4515030075899
Lemnos(レムノス)
1966年服部時計店工場精工舎(現セイコークロック株式会社)との取引を開始し、本格的な時計事業を開始しました。
自社ブランドとして開発した GANBARA「HOLA」(デザイン:川崎和男)が 1989 年にグッドデザイン賞やニューヨーククーパーヒューイットミュージアムの永久展示品に選定され、デザインクロックブランドとして大きな一歩をスタートさせました。
その後も、渡辺力や安積伸、安積朋子、塚本カナエなど、国内外で活躍する著名なデザイナーとプロジェクトを組み、アート性、デザイン性に富んだ数々の名品を発表。グッドデザイン賞を多数獲得し、国内外で高い評価を得ています。
Lemnos のプロダクトは、職人の研ぎ澄まされた手の技によって、ひとつひとつ丁寧につくられています。
素材と対話し、その素材が持つ魅力を最大限に引き出す。その結果、流行に流されることのないデザインが生まれる。
Lemnos は、革新的で、かつ永続的な美しさを提案し続けています。
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