ここ最近円安がどんどん進行しており、輸入品の価格に関わる業界は悩ましい状況になっています。(逆に輸出は良い状況です)
もちろん海外家具を販売する商売はこの影響が大きく値上げが余儀なくされています。
でも為替の進行具合にまだ日本での販売価格が追いついていない状況でもあるので、実はいま、アメリカの家具については日本で買ったほうが安い状況になっています。
例えばハーマンミラー社の製品ですが、いまアーロンチェア/グラファイト/グラファイトベース/BBキャスターはアメリカで$1,645なので¥147(2022/11/1時点)で計算をすると¥241,815となります。
日本の定価は現在¥336,600(税込)ですが、私のお店の小売価格は¥226,600(税込)のままですので日本のほうが断然安いことになります。
エンボディチェアのグラファイト/メドレーは$1,745ですから日本円にすると¥256,515です。
日本の定価は現在¥313,500(税込)ですが、私のお店の小売価格は¥231,000(税込)のままですのでこちらも日本のほうが断然安いことになります。
セイルチェアもラウンジチェアも大抵の製品は日本の方が価格が安いです。
※ただしもう少ししたらリテールプライスも値上げする予定なので今だけの話です。
リテールプライスを採用しているハーマンミラー製品&現状は円安といえども価格反映までタイムラグがあるため珍しい状況になっています。
だから日本で購入するには悪くないタイミングなんです。
でも時間が経つごとに為替レートに合わせた販売価格になっていくので、これからますますの値上がりが予想されます。もうそろそろですかね。
それでなくてもコロナの影響からの原材料や人件費や物流費用の上昇により製品の値上げが顕著なので、これからもっと上がっていくことになると予想されます。
とくにアメリカの製品は他業界を見てもらえればわかりますが、インフレが進んでいますので製品の高額化が進行しています。アメリカでは普通でも日本にとっては高額ということです。
家具業界は同じものをずーっと売り続けますから欲しい時に買っておいた方が無難です。
どうせ値上がりしていきますし、『数年前に買っておけば良かった・・・』なんて話は耳にタコができるぐらい聞きました。
私もその一人ですけどね!
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