引っ越し、新築、リフォーム、気分転換など、住む場所を変化させる時は家具を買い換えるタイミングでもあります。
それでなくとも今使っている家具をより良いものに買い替えることもあります。
家具を買い替えするときに既存の家具の処分方法に困る人も多いです。
今使っている家具をどのように処分すれば良いのか方法を5個紹介します
売れる家具だったら売ろう
家具を処分する際に、「まだ使える」「メーカー品」といった場合は捨てるのではなく”売る”のも手です。
売る方法は「リサイクルショップ」「ネットオークション/フリマアプリ」「知人友人頼り」といくつかあります。
リサイクルショップは引き取りに来てくれることもありますし、すぐに換金してくれるので早いです。
その代り値段は相当に安いです。買取価格¥0もあります。捨てる処分料がかからないだけラッキーぐらいな感じですね。
有名家具だとしても価値があったとしても買取価格はそれはそれは安くなります。
とにかく処分スピードを高めたい時や大量にあるときにはリサイクするショップは良いです。
販売が難しい家具の場合は引き取り料がかかることもありますし、そもそも買取引き取り不能な家具もありますので要確認です。
ネットオークション/フリマアプリはもっとも高く売る方法です。
その代り、売れるかどうかはわかりませんし、自分で出品、出荷、購入者へのアフターフォローが必要です。
中古家具は大きいものだと出荷が難しく、また、ちゃんと相手の家に搬入できるかなどトラブルがつきものです。
面倒でも時間はかかってももっともお金が欲しい場合はこちらです。
壊れている家具でも貴重品ならパーツ取りで需要があります。
家具屋/インテリアショップに買い取ってもらう、委託販売に出す
著名な家具やヴィンテージ家具など、処分するには惜しいものはそれを専門に販売する家具販売店に任せましょう。
私も自分のお店でやっていますが、ミッドセンチュリー期の家具がヴィンテージでもユーズドでも買取や委託をしています。
リサイクルショップより全然高く買い取りますので良いです。
ただ、リサイクルショップのようになんでも買い取りませんので、限られた専門とするデザインの身となっています。
知人/友人に売る、あげる
これは簡単です、知っている人に引き取ってもらう。
そういった人がいればすぐに済みます。
引き取ってくれる人が見つからない時はジモティーなんてサービスもありますよ。
地域の粗大ごみ回収を利用しよう
値段がつかないような家具だったり、壊れているようなものだと売る系は使えません。
もう捨てるしかないです。
でも家具は大きいですから不燃ごみでそのまま出すことは出来ません。
行政による地域の粗大ごみ処理方法に従いましょう。
例えば私は名古屋なので名古屋市の粗大ごみ収集についてのHPがあります。
東京都世田谷区の粗大ごみ収集について
お住まいの地域で調べましょう。ルールが地域ごとに違います。
有料ですが格安で家具にシールを貼って自宅の前に出しておくだけで処分が完了します。
その段取りはちょっと面倒で時間はかかります。
地域のご利処理場へ持ち込もう
『もう今すぐに家具を捨てたい!』という場合はゴミ処理施設へ持ち込みましょう。
例えば名古屋の場合はこちらのHP
東京都世田谷の場合はこちら
しかし、これは自分で車に家具を積み込んで運転して持って行かないといけませんから、早いけど手間です。
車を所有していないと借りるしかないですしね。
その代り一度にたくさんの処分が可能です。
ゴミ処理業者に依頼しよう
一般家庭でも粗大ごみとして受け付けしてくれない家具や、それこそ自信が事業者の場合は行政のゴミ処理方法は使えませんから自分でゴミを処分しないといけません。
民間のゴミ処理業者に任せて支払いをして回収してもらいましょう。
かなり高いですけどね、しょうがないです。
参考としてゴミの量が1平方メートルで数千円から一万円以上が一般的な相場でしょうか。
ゴミ業者はここでは紹介できませんのでご自身で検索しましょう。違法な業者を選んではいけませんよ。
認可を受けている業者は地域の環境局のHPをご覧ください。
自分で家具を分解して不燃ごみで出す
パーツがバラバラになり不燃ごみ袋に入るのならそれでもOK。(事業者は不可)
頑張って小さくすれば普通に不燃ごみ袋に分けて入れて捨てることが出来ます。
袋からはみ出したらアウトです。
超大変。
参考にこんな記事がありました。
そうなんですよ、粗大ごみで出せるゴミには制限があります。
この記事でも地域でスプリングマットレスの回収を行っていないゆえの解体処分です。
壮絶な作業ですね・・・
以上です。家具や大型品を捨てる時の参考にしてください。
その辺に捨てるのは不法投棄ですから犯罪です。
不法投棄には懲役5年以下若しくは1,000万円以下の罰金またはその両方が科せられます。
今はゴミを捨てるのにもお金も手間もかかるものです。
個人的な考えですが、良い物や気にいったものを長く使うことも一つの方法です。
多少壊れても破れても、直したり張り替えたりして、また新たに使いたいと思うぐらい良いものが素敵です。
いまから20年以上前ですかね、その頃は多くの地域で粗大ごみ回収の日が設けられており、近隣の公民館など指定の場所で一挙にゴミを捨てて良い制度がありました。
その日はもうそれはそれはとんでもない量の粗大ごみが一か所に集められ、期日が来ると行政のトラックが来て集めて処分をしていました。
あの頃は捨てられた粗大ごみに人が集まり、何か貴重品や値打ち品が無いか探している人もいました。
捨てた本人が知らないだけで貴重なレコードプレーヤーとかありましたからね。
私もその頃、親に初期型のファミコンとディスクシステムなどソフトごとなにもかも捨てられました。もう必要ないからと。
今思うと残しておいてほしかったですね。
もう今は一ヶ所に粗大ごみを集めることはやっていないと思います。
いろいろ問題も多そうでしたし、無理もあったのでしょうね。大量生産、大量消費の勢いのあった時代の名残でしょう。
最後に、街で「廃品回収します」とスピーカーで謳いながら走る車には出さないようにしてください。違法な業者がいるためです。
無料で回収するといいながら、トラックに積み込んだ時点で回収料を要求されることがあります。
自宅も面も割れている状態で相手がまともな業者でないのは危なすぎます。
無料で回収なんてのが一番高くつくことがありますよ。
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