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みんなが売っているから価値がある

家具業界は近年急激にビジネス化してマネーゲームの装いが出てきており、買収や職業社長やコンサルの台頭により以前より大きく装いが変わっています。

でも意識だけ高くて見よう見まねで他大企業と同じ経営手段をとるのはピンと来ません。

 

特に分かっていないことは「みんなが販売しているから価値がある」ということです。

独占しようとすればするほど露出が減りライバルが増えるだけでなく強くなるということが理解できていません。

 

経験や知識が乏しくプライドだけ高いと、自分たちに価値があるから売れていたと勘違いしてしまっていることが原因の一つです。

違いますよね、みんなが売ってくれていたので今の価値があるわけです。ここがわかっていないわけです。

 

今まで多くの人たちの尽力により文化が作られ価値が高められたということを理解しておらず、自分が優れているから価値があるという解釈してしまい、そういった過去に関わる人たちをないがしろにして独占すれば自分だけ儲けらえるという判断をするわけです。

 

これをすると今まで売っていた人たちはどうするかというとただ単に他の物を売るだけです。しかも恨みも持ちます。

それこそライバル会社の製品やもっと儲かるトレンドに注力します。

だからどんどんライバルが成長します。

そのうえ今までは売る側にも利益があったからこそ宣伝をしていたわけですから、それらが一切なくなり露出が減ります。

露出が減るだけでなく、他ジャンルへ転換するためむしろ盛り下がっていく一方です。

 

今まで売っていた人たちがいたからこその価値なのに、そこを潰してしまうとその文化や価値が無くなり衰退していくだけです。

 

その代わりに現代はインフルエンサーマーケティングなんて宣伝方法があるので作為的にムーブメントを作ることも出来るのですが、インフルエンサーなんてやっているのも見ているのもリテラシーの低い輩ばかりですから家具とは相性が悪いです。安いコピー品ほど売れる世界です。

それに結局はお金を出し続けない限りは宣伝がされない世界ですから、より大きなお金を出す存在ほど強いです。

だからコピー市場の方が強いです。あっちの方がお金もあるし。

メーカーだけが自分たちこそ本物です!と叫んでも、結局はコピー市場の方が強いですから多数派により淘汰されます。

 

今まではファンがいたので無償でも宣伝をしたり文化を伝えようと頑張っていたものです。

そのファンを切っていくわけですから自業自得ではあります。

 

圧倒的支配者なら可能かもしれませんが、その部分だけを見て真似するあたり認識不足が露呈しています。

まあ投資家の為にやっている印象は強いですから、それが結局家具という分野においては相性が悪いと言わざるを得ません。

 

囲い込もうとすればするほどうまくいかなくなるのですが、そんな失敗は過去にいくつもの大企業が経験してダメになっているのに、それを今でも繰り返すのが謎です。

やっぱり投資家に向けたアピールとその場の役員報酬のためにやっているのでしょうね。

こうして滅びていくのかとしみじみします。

 

以前と比べて家具は道具であるべきなのに、どうも本来の役割から逸脱しているように感じます。

 

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