youtubeを更新していますのでチャンネル登録をお願いいたします
スポンサーリンク

札幌にあるイサム・ノグチ最大のランドスケープ彫刻「モエレ沼公園」に実際に行ってきたレポート&アクセスガイド【動画あり】

上から見たモエレ沼公園1

北海道・札幌市には彫刻家イサム・ノグチが設計したモエレ沼公園があります。

もとは廃棄物処理場のこの場所は、1988年に札幌市より依頼を受けたイサム・ノグチが、全体を一つの彫刻作品として設計をはじめ23年の歳月を経た2005年にグランドオープンしました。

生まれ変わったこの地はモエレ沼公園と名付けられ、大地の彫刻とも呼ばれるアートパークとして札幌市の新たな観光名所ともなっています。

またノグチによる世界最大のランドスケープ彫刻でもあります。

実際に行ってきましたので現地レポートをお送りします。

 

この記事のAI要約

・北海道・札幌市にあるモエレ沼公園は、彫刻家イサム・ノグチがデザインしたアートパーク。

・公園内には、2005年にオープンした世界最大のランドスケープ彫刻「モエレ山」を含む多数の彫刻作品が展示されています。

・公園は無料で入場できますが、寄付やグッズの購入で維持を支援することができます。

 

スポンサーリンク

モエレ沼公園の場所

モエレ沼公園にはバスで行くことが出来ますが、環状通東駅や新道東駅まで行く必要があります。

そのため札幌駅周辺から行く場合は電車で移動をして、その後にバスに乗る必要があります。

私はさっぽろ駅付近から電車とバスを利用しましたが、待ち時間と徒歩移動などを考えると一時間以上かかりました。

車の場合は札幌駅から30分ほどなので明らかに車の方が早いです。

観光で行く場合はレンタカーやカーシェアを利用して車で行くことをお薦めします。

そうしないと帰りのバスも1時間に1本しかないなど不便です。

それに札幌は車で移動したほうが他の目的地に行きやすいというのもあります。

入場料は要りませんが、ガラスのピラミッド内の総合案内所に募金箱が設置されており、モエレ沼公園の継続を望む方向けに寄付を受け入れています。

あるいはギフトショップでグッズを買うのも良いです。

 

地図

モエレ沼公園の面積は湖沼部含めて約188.8haあります。

札幌ドーム約34個分、東京ドーム約40個分の大きさなので本当に広大な面積です。

とドーム何個分と言われてもピンとこないと思いますが、徒歩で一周すると1時間30分以上かかるようです。

実際に歩いて廻るとなると単純な公園一周ではなくあっちこっち動きますので相当な運動量となります。

特に後述のモエレ山を上るとなると太ももへの負担が大きいのでレンタサイクルを利用するのを推奨します。

公式HPマップ https://moerenumapark.jp/map/

 

ガラスのピラミッド2

モエレ沼公園の敷地内に入ると最初に目にするのがガラスのピラミッドになるでしょう。

この公園の代表的かつ象徴的な存在で中心施設となっており内部は4階建てです。

レストラン、ショップ、ギャラリー、アトリウム、展示スペースが用意されており、ノグチの彫刻「オンファロス」もこちらにあります。

 

ガラスのピラミッド1

建築ながら巨大なオブジェのような美しさがあります。

夜は内部からライトアップされた姿が見れるので昼夜どちらも楽しめます。

 

ガラスのピラミッドの内部

内部はベンチとテーブルが用意されており休むことが出来ます。

想像通りガラスだけなので日光の関係で暑くなりますので、寒い時期は心地良いですが、夏場はかなりの温度になるようです。

 

モエレ山

こちらもこの公園を代表する作品「モエレ山」です。

標高62m(高さ50m)の人工的に作られたこの山は、20年以上に及ぶゴミと残土を積み上げて造成されています。

登ることは出来ますが大変なので動ける靴と服装は推奨です。

上写真の道はハードモードですから体力に自信がある人だけ登ってください。

登りましたがかなり太ももがやられます。

この山の側面には階段がありますので普通はそちらから登ります。

冬は積もった雪によりソリやスキーで遊ぶことが出来るようです。

 

上から見たモエレ沼公園2

頂上に登ると公園を見渡すことが出来ます。

札幌市街まで見渡すことが出来る眺めは格別なのでぜひ登頂してください。

 

ミュージックシェル

こちらはミュージックシェルです。

半円のステージの下には花崗岩が敷き詰められています。

反響版を兼ねたオブジェであり、ここでコンサートやパフォーマンスをするための舞台になっています。

 

テトラマウンド

こちらはテトラマウンドです。

長さ29mもあるステンレスの柱を組み合わせたダイナミックなモニュメントです。

丸く盛り上がったマウンドと合わせた構成で、太陽の光を受けることで様々な表情を見せるスカルプチャーです。

 

プレイマウンテン

こちらはプレイマウンテンです。

古代遺跡を思わせるヒストリカルな形状で、ノグチが1933年に大地の彫刻とした構想したものを実現させています。

高さ30mの人口の山で、ピラミッドのように段が99段に分けられ花崗岩が積まれています。

この花崗岩は香川県牟礼町から1700tを彫刻家の和泉正敏氏が運んだそうですが・・・これほどの意思を移動して設置するのは途方もない予算と労力がかかっていると想像できます。

ちなみに香川県牟礼町はノグチのアトリエと自宅があった場所です。

詳しくは下記記事をご覧ください。

香川にある「イサムノグチ庭園美術館」訪問レポートと予約の仕方・駐車場情報・見どころ
彫刻家イサム・ノグチは1969年から香川県高松市の五剣山と屋島の間にある場所にアトリエと住居を構え、以降はニューヨークと行き来しながら亡くなるまでの20年余りを過ごしました。 その場所は現在も保存されイサムノグチ庭園美術館とし...

 

海の噴水

こちらは海の噴水です。

ノグチがマイアミで製作した sea fountainをベースに作り上げたもので直径48mもあります。

この噴水は決められた時間にのみ水が出るようになっています。

プログラムはHPに記載があります。

HP https://moerenumapark.jp/fountain/

なお現在は夜のプログラムを休止しています。

 

風景

他にも多くの作品がありますので実際に行って確かめてみてください。

一つ一つしっかり見ようとしたら数時間はかかりますので体力と食事を考えて行動してください。

イサム・ノグチの地球上で最も大きい作品を堪能できる貴重な場所です。

 

風景2

ちなみに名古屋(東海方面)から札幌に行く場合は手段が4つあります。

通常は飛行機を利用します。

・中部国際空港→新千歳空港

・小牧空港→丘珠空港

このどちらか都合が良い方を選んでください。

丘珠空港で降りたほうがモエレ沼公園にも札幌駅にも近いですが、新千歳空港の楽しさは捨てがたいです。(でも札幌駅から遠い)

 

次は電車です。

名古屋駅から新幹線で東京駅に行き、東北新幹線に乗り換えて函館北斗駅まで行き、北斗13号に乗り換えて札幌駅まで行くことが出来ます。

朝一でストレートに行けば10時間ぐらいで到着するようです。

試したことはありませんしこれからも試すことはありません。

 

次は車です。

名古屋から青森まで行きフェリーに乗り込めば札幌まで行けます。

青函トンネルは車の通行が出来ません。

これなら20-24時間ぐらいで到着するようです。

 

最後はフェリーです。

名古屋港から仙台経由で苫小牧まで行くフェリー便があります。

これがなんと40時間かかりますのでよっぽど時間がある人向けですけど、別に安くもないので何か特別な理由がない限り利用する意味がわかりません。

このフェリーを挑戦する友人がいるのですけど・・・チャレンジャーすぎて感心します。

 

ということで普通に飛行機で行くのが良いですね。

飛行機がどうしても乗れない人は電車にしてください。

高いですけど車とフェリーよりはかなりマシです。

でも電車で途中の駅で降りながら1週間ぐらいかけて徐々に北海道に向かう旅は楽しそうですね。

 

札幌観光の様子はこちらからご覧ください。

2日目の更新はまだですがモエレ沼公園はそこで紹介予定です。

モエレ沼公園に行った動画を公開しました。

実際の様子を是非ご覧ください。

case study shop NAGOYAへのご案内
ハーマンミラーのワークチェアやミッドセンチュリー期の名作家具を求める方へ「case study shop NAGOYA」

ハーマンミラーのワークチェアやミッドセンチュリー期の名作家具を求める方へ「case study shop NAGOYA」
ミッドセンチュリーデザインの専門家(私)&ハーマンミラー社のワークチェアチェアの専門家(私)のお店です。オンラインショップはamazon payと楽天ペイの利用が可能です。
ハーマンミラーエルゴノミックアドバイザーであり、ハーマンミラーコレクションアンバサダー(全国一位)でもあることでセールスに知識やアフターフォローまで優秀です。
アーロンチェアやエンボディチェアやセイルチェアなどお求めならお薦めです。関東に倉庫を借り在庫も持ち全国どこでも保証もアフターフォロー可能です。
個人への販売/インテリアデザイン/法人向けにコントラクト販売/オフィスデザイン/商業施設への家具販売納品・施工/アフターフォローまで承っています。プロの方もご相談ください。

建築や場所や行ったところ
スポンサーリンク
名作家具とデザインの話

コメント

タイトルとURLをコピーしました