– TALIESIN PENDANT –
デザイナー: Frank Lloyd Wright (フランク・ロイド・ライト)
世界三大巨匠のひとりフランク・ロイド・ライトがデザインをしたタリアセン2は名作フロアランプです。
そのタリアセン2には元になったペンダントランプが存在します。
それはある劇場のために作られました。
※以下本記事のライトはフランク・ロイド・ライトの事を意味します。ランプは照明を意味します。
タリアセンペンダントランプの説明
タリアセンペンダントは1933年にライトがタリアセン敷地内のヒルサイド・ホーム・スクールの体育館を劇場に改装した際に生まれた照明です。
劇場の高い天井から吊り下げられたこの照明は、四角い木枠や遮光板によって構成されていました。
ライトの建築的デザインを照明にしたようなモダンな構造です。
この照明からタリアセン2フロアランプが作られました。
タリアセン2は上写真のフロアランプです。
こちらの照明こそライトの作品としてもっとも有名ですが、先述の通り先にペンダントランプのほうが作られていました。
のちにタリアセン2と呼べれるこのフロアランプはライト自身が気に入って自分の事務所で使っていたそうです。
タリアセンペンダントはサイズ違いでラインナップされており、大きいサイズも小さいサイズも実際に作られています。
フロアランプが置けない場合はこちらのペンダントランプを取り付けするとよいかもしれませんが、タリアセンペンダントは電気工事or天井に穴をあける必要なので簡単に取り付けはできません。
タリアセンペンダントという名前は株式会社ヤマギワが製品化する際に名付けられました。
ライトの照明は米国のフランク・ロイド・ライト財団の全面的な協力のもと、日本のヤマギワ社が現存する図面をもとに現地調査や厳正な試作検査を経て現代に甦らせ、世界で唯一の正規復刻品
ヤマギワのライトの照明には全てシリアルナンバーが刻印された真鍮プレートが付いています。
これはフランク・ロイド・ライト財団が認める正規品の証となっています。
アメリカンモダンデザインの名作照明です。
取り付けハードルが少し高くてもつける価値はあります。
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