株式会社誠文堂新光社から寺原 芳彦 氏著書による『イームズを読み解く』が発売されましたが、それを記念して東京・松屋銀座にて企画展「イームズの招待 Powers of Detail」が開催されます。
第780回デザインギャラリー1953企画展「イームズの正体 Powers of Detail 」開催概要
この度、日本デザインコミッティーでは、第780回デザインギャラリー1953企画展として、「イームズの正体 Powers of Detail」展を開催いたします。
ミッドセンチュリーの巨匠、チャールズイームズは、デザイン史に残る名作を多数遺しました。
その偉業は、イームズが亡くなり半世紀以上経った今も多くの人々の共感を呼び忘れ去られる事がありません。また、イームズは、その考え方やデザインへの姿勢などを通して、世界中のデザイナーにも多大な影響を及ぼしました。
彼を慕う者が後をたたなかったという話もよく聞くことですが、その中の一人、武蔵野美術大学名誉教授・寺原芳彦氏は、イームズデザインによる多くの文化財的図面の保管を託されました。
今回デザインギャラリーでは、寺原氏が保管してきたイームズの原寸大の図面を数十点、日本で初めて公開。それらを研究者であり、デザイナーでもある寺原氏ならではの視点で読み解き、図面の細部に潜んでいるイームズデザインの本質を浮かび上がらせます。
イームズファンならずとも、デザインに携わる多くの人々やイームズファンの気持ちを大きく揺さぶる展示になることでしょう。ぜひご高覧ください。
展覧会概略
- 第780回デザインギャラリー1953企画展「イームズの正体 Powers of Detail」
- 会期:2022年9月14日(水)― 11月7日(月)午前10時〜午後8時・最終日午後5時閉場・入場無料
- 会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
- 主催:日本デザインコミッティー
- 協力:Herman Miller,Inc. ハーマンミラージャパン株式会社、vanilla
- 企画・編集・図面提供:寺原芳彦
- 会場デザイン:三澤直也
- グラフィックデザイン:菅家悠斗
- コピーライティング:磯目健
- 展覧会担当:三澤遥
◎開催時間等については、松屋銀座のWebサイトにて、営業日・営業時間をご参照ください。
先日発売された書籍はこちらですね。
イームズ製品の図面にスポットを当てた珍しい内容の本です。
それに伴い企画展も図面を展示するというもので玄人向きな印象を受けけますが、イームズの家具は普通に見れますが図面は普通は見れませんので良い機会だと思います。
イームズファンは当然ですが、デザインや家具好きにも楽しめる内容でしょうね。
おそらくですが図面と実際のイームズの家具も展示されているでしょうから、図面と現物を比べてみることが出来るのではないでしょうか。
想像ですので実際どうなっているかは行ってみてご確認ください。
9/27追記
実際に現地に行ってきましたので下記の動画にて現地レポートをしています。
寄れる人は行ってみてください。
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