海外からの輸入事情は依然として芳しくない状況です。
製造遅延と価格高騰と輸入遅延により家具の輸入もコロナ以前に比べると本当に難しい状況になっています。
これをご覧の皆様の中にも注文した輸入家具がいつまで経っても届かないなんて経験をしている人もいることでしょう。
そんな状況が改善に向かうのかというとなかなかそうなっていないどころか、むしろ北米からの輸入家具はこれからもっと大きな問題が起きそうですので注意をしてください。
まず一つ目の問題が上海のロックダウン問題です。
これは探した1ヶ月前の記事ですが世界のコンテナ不足に拍車をかけています。
それからさらに状況が悪化している中でやっとロックダウンが解除されました。
すると一気に港に入りますが混雑は当然しますので、これが正常化するまでには数か月はかかる見込みらしいです。
北米からの輸入はロックダウン中に日本に直ルートで来ていたので改善気味でしたが、また以前のように混雑回避のため迂回をするルートをとることが起きます。
そして大きな問題は米港湾労使交渉です。
労使交渉の結果による起きる米港湾恒例のストですが、この状況で長期のストが実施されると相当まずいことになるのではないでしょうか。
コロナ以前でもひとたびストが実施されると輸入遅延が顕著となりますが、これだけコロナによる輸入問題が起きている状況でストがあると一体どうなってしまうのか・・・
もしかしたら相当遅延をする可能性もあるので心構えは必要です。
ということで、北米製造の家具を注文する際には納期に注意をしてください。
北米製造じゃなくてもパーツが北米輸入なら同じような影響があります。
私のお店でも前もって家具の在庫は持つように手配をしています。
事前に在庫を用意しておけば仮にストになってもその間は在庫だけでやり過ごすことが出来るかもしれません。
客注の受注生産品はどうしようもないのでお客さんに理解をしていただくしかありませんが・・・
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