ハーマンミラー+目黒区美術館
Design Camp デザインキャンプ #9
イームズの≪Powers of Ten≫ × 日本の≪庭園≫ – 時間と空間の宇宙 –
【日時】2020年3月7日(土) ・8日(日) 二日間
2012年から始まったハーマンミラージャパン㈱と目黒区美術館の共同ワークショップも今回で9回目です。
今回は日本の庭園とイームズ夫妻の代表的フィルム「Powers of Ten」を結びつける異色の組み合わせです。
イームズの≪Powers of Ten≫ × 日本の≪庭園≫ – 時間と空間の宇宙 – 概要
デザインキャンプは、ハーマンミラージャパンと目黒区美術館の共同ワークショップとして2012年に始まり、今回で9回目を迎えます。
これまで“デザイン”を様々なかたちで体験・共有する試みを行ってきました。
今回はこれまでとは視点を変え、作庭家の重森千靑さんに講師をお願いし、チャールズ&レイ・イームズのフィルムと日本の「庭園」を結びつける試みを行います。取り上げるのはイームズの代表作《Powers of Ten》。
宇宙・人・素粒子をつなぐ壮大な大きさと時間をわずか9分で旅する映像です。
日本の庭園は、矩形の空間に、石や砂、水など、自然の素材でさまざまな風景を凝縮させた宇宙観が表現され、イームズの《Powers of Ten》との共通点が見いだせます。
一方向からの視点では見えないものを、別の角度から見る―。
今回は「デザイン」と「庭園」をクロスさせ、デザインの視点から庭園を視る、新鮮なデザインワークショップを行います。また、重森さんに現地での庭園講義もお願いしています。
日程: 2020年3月7日(土)・3月8日(日)[2日間] 講師: 重森千靑[作庭家、重森庭園設計研究室主宰] コーディネーター: 降旗千賀子[フリーランスキュレーター] 第1日目 3月7日(土) 午前10:30~午後5:00(お昼休憩含む)
ハーマンミラー ショールーム(東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル2F)第2日目 3月8日(日) 午前10:30~午後5:00(お昼休憩含む)
国際文化会館(東京都港区六本木5-11-16)
- ※本講座は2日間の講座で、イームズフィルムの鑑賞、講義、庭園見学で構成します。
- ※両日、都内の庭園の見学があります。
対象・定員: 高校生以上20名(両日とも参加できる方) 参加費: 3,000円(材料費・保険費込み) 参加方法: 事前申込制(2020年2月22日(土)必着、応募者多数の場合は抽選) 主催: 公益財団法人目黒区芸術文化振興財団 目黒区美術館
ハーマンミラージャパン株式会社協力: 公益財団法人国際文化会館 デザインキャンプについて
「デザインキャンプ」は、2012年の夏にハーマンミラージャパン株式会社と目黒区美術館が共同で立ち上げたデザインをテーマにしたワークショップです。
「デザインとは問題を解決するためにある」という信念のもと、機能と美しさ、そしていつまでも変わらぬ質の高いデザインを作り続けているハーマンミラー。
そして、1987年に開館して以来、企画展のみならず、ワークショップ活動も精力的に行ない、美術館の可能性を広げてきた目黒区美術館。
この二者が、デザインというものがいかに人間の生活を豊かにしてくれるかを、体験を通して共有でき、さらによりよい生活へとつなげられるような活動をともにしたいと考え、その手段としてワークショップを選択しました。
講座内容
第1日目 3月7日(土)
ハーマンミラーのショールームにて、イームズの《Powers of Ten》(1977年、8分47秒、カラー)ほか、チャールズ&レイ・イームズの短編映画をいくつか見たのち、重森さんに「庭園」の宇宙、世界観についてお話いただきます。そして、小さな箱で実際に自分の庭を構成してみます。さらに、近くの庭園を見学します
第2日目 3月8日(日)
六本木にある、作庭家・第七代小川治兵衛の日本庭園を持つ国際文化会館(1955年開館)で、同会館の庭園アドバイザーを務める重森さんと本庭園を散策しながら、庭園を立体的に理解していきます。そして、実際に砂紋描きも体験。庭園の作庭/デザインについてより深く探っていきます。
講師紹介
重森千靑(しげもり ちさを)[作庭家、重森庭園設計研究室主宰]
1958年東京都生まれ。(有)重森庭園設計研究室代表として、現在京都を基点に活動。寺社や公共施設の庭園設計、国内外の住宅庭や露地庭などを中心に、枯山水様式に植栽を取り入れた庭園を得意とし、現在までに50庭余りを手がけている。代表的な作品は、松尾大社瑞翔殿庭園、真如堂(真正極楽寺)「随縁の庭」、東福寺一華院「彷彿石庭」「虎靠山の庭」、長保寺寂光の庭、伊丹市立美術館壺庭、千葉県善雄寺庭、台湾「四神成也之庭」、台湾「橋頭プロジェクト」など。京都工芸繊維大学、広島市立大学などの講師や数々の講座を持ち、日本庭園の魅力の普及に努めている。作庭家・庭園研究家として知られる重森三玲は祖父。著書は「京都和モダン庭園のひみつ」(ウエッジ)、「日本の10大庭園」(祥伝社新書)、「図解雑学 日本庭園」(ナツメ社)、「NHK美の壺・枯山水」(NHK出版)など。
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チラシPDFはこちら http://ww2.hermanmiller.co.jp/design_camp/09/imgs/design_camp9.pdf
デザインの視点から庭園を視るというのも興味深いです。
興味ある人は行ってみてください。詳しくはリンク先HPから。
私ですか?
私は例によってスケジュール的に行けませんよ。
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