ドイツ人デザイナー”エゴン・アイアーマン”が過去にデザインした椅子の復刻品が新発売されます
– SE18 -
デザイナー:Egon Eiermann
1952年にエゴン・アイアーマンがデザインした名作折りたたみ椅子。
1953年にMoMAのグッドデザインアワードを受賞し、第10回ミラノトリエンナーレでも高い評価を受けたこのチェアは、アイアーマンのデザイン、構造、機能に対する考え方が凝縮されている代表作です。
SE18 [1952年]
size W500×D470×H770(SH460)mm
材質 ビーチ材
価格 ¥80,000円(税別)
発売日 6月7日(木)予定
・筆者コメント
折り畳み時にフラットに近くなる構造がアイアーマンらしいです。
複数所持するのが前提の折りたたみ椅子の値段としては少し気になるかもしれません。
– SE68 -
デザイナー:Egon Eiermann
ドイツモダンデザインを代表する最もクラシックな椅子。
プライウッドによる有機的な背面・座面とスチールパイプの組み合わせはイームズの影響をうけており、当時のドイツでは先駆的な椅子でした。
65年以上経った今でも国内外の多数の公共施設で使用されています。
SE68[1951年]
size W470×D525×H790(SH460)mm
材質 フレーム:スチール / 背座:ビーチ材
カラー クローム / ブラック
価格 ¥65,000円(税別)
発売日 6月7日(木)予定
・筆者コメント
ドイツ、ポツダムに生まれる。1970年没。高校卒業後、石工、大工、指物技術を経験し、その後大学にて建築を学ぶ。ベルリンのカイザー・ヴィルヘルム記念教会をはじめ、国会議事堂(ボン)、ドイツ領事館(ワシントン)、オリヴェッティタワー(フランクフルト)などが有名だが、1958年のブリュッセル万国博のドイツパビリオンで国内外にその名を轟かせた。カールスルーエ工科大学にて教授を務めるなど、教育にも熱心に取り組み、一方ではロンドンの英国王立建築協会の名誉会員にも選ばれ、またBDAドイツ建築家協会大賞やドイツ連邦政府プール・ル・メリット勲章などの多くの賞も受賞した。戦後のドイツ建築、デザイン界に大きな影響を与えた最も有名な建築家・プロダクトデザイナーの一人である。
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