最近著名な会社のオフィスを目にする機会が多いとは思いますが、どこも素敵で格好良いですよね?
一昔前のスチール家具で囲まれた華やかさが無い空間に比べると格段に魅力的に見えるはずです。
「こんなところで働きたい!」と感じた人。その為なんですよ。
以前私がミシガン州のジーランドにあるハーマンミラー米国本社に行ったときに、社内を案内してくれたベテランさんが会社内を素敵にする理由と意義をこう話してくれました。
「最近の新卒は給料より働きやすさを重視する人が多い」
優れた事業を継続していくには優れた人材が必要です。
そうした人材を企業として獲得するための一環として「こんな会社で働きたい!」と思わせるためにオフィス内を作り込む必要があるそうです。
もちろん良いワークチェアやデスクは長時間の作業で身体に負担がかかりづらいですし、フリーアドレスは作業効率を良くする結果に結び付くのは当然です。
それ以外にも視覚効果も大切で、色を使って見た目にも鮮やかにしたり、ソファスペースのようなくつろぐ場所も必要です。
快適なオフィスづくりによって優れた人材が集まるというわけです。
ある意味では企業の宣伝活動でもありますね。
ちなみにハーマンミラー社は米国で働きたい会社トップ100に入ったこともあります。
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