画像は”空き巣”で見つけたフリー画像です。
今日、お客さんと会話していて思い出したのですが、私のお店が数年前に空き巣に入られたことがあります。思い出しました。
実店舗の気を付けないといけないところはこれもありますよね。泥棒被害。
どんなことがあったか書いてみますね。
それは一本の電話で発覚した
侵入経路ですが、普通に入口の扉のガラスを割って内側に手を入れて開錠されていました。
こんな感じです。実際の写真です。
もう対策済みなので同じことはされませんよ。
当時のことはよく覚えていまして、午前中に支度をしていると知らない番号から自分の携帯に電話がかかってきました。
知らない固定電話番号だったので警戒しながら一応出てみたら、私のお店が入っているビルの上階の住人でした。
電話に出ると『泥棒に入られたみたいですよ・・・』と言われました。
その瞬間に血の気が引きました。心臓ドキドキです。
被害状況もわからないですしとにかく出勤しなければと!ものすごい不安になりながら出勤したのですが、不安ながらも無根拠に「でも盗難されていなし大丈夫だろう」と考えていました。
相当、心臓バクバクいっていたわりには何故かその辺は自信があったんです。
で、お店に到着した時には多くの警察の方たちが現場検証中でして、その中に割って入っていきました。
このころには何故かものすごく落ち着いていました。
「自分は大丈夫だろう」が強い思いになっていたんです。
あんまりにも落ち着いていたので警察官は私の自作自演を疑ったかもしれません (笑)
私の今までの人生ですが、危険な目や場面に遭遇することは多々あったのですが、いつもギリギリのところまでで助かることばかりだったので、今回もそうだろうと思ってしまっていたんです。
悪運が強いんです。
で、実際どうだったかというと・・・扉のガラスは割られていたのですが、何も盗難されていないですし、内部の破壊も何もありませんでした。
ただガラスが割られて中に侵入されただけです。※充分犯罪です
これでも私は用心深いところがあって、小さい店ながらもセキュリティに気を付けてレジにお金は置いていませんでした。それが功を奏しました。(お店の中にお金は一切残していません)
お店から帰るときにはわざとレジを開けておくんです、一目でレジが空だとわかるようにです。
これならむやみにレジを破壊されたり漁られたりしづらいです。
現金が無いのは見りゃわかります。
”レジを空っぽにしておく”ということは、”この店主はお金を残していかない用心深い人間だから探しても時間の無駄だ”とわからせるのです。
実際に私はお店にお金を残していません。
泥棒も足跡がレジまで残っていまして、そのまま引き返して出ていったみたいです。
暗い中を侵入者はライトを頼りに歩いてきますから、レジに光を当てたところで”無い”と諦めたのでしょうね。
ただ、隣の店はレジ金から手持ちの金庫まで全部やられていました。
警察の話によると窃盗犯の作業時間は5分が目安らしいです。
それ以上時間がかかるような物件には入らないか、入って収穫が無くてもすぐに諦める傾向があるそうです。
だらだら粘らずに見切りをつけるみたいです。
確かに侵入時間が長いほど通報されるリスクは高まります。
そして盗むのは紙幣だけが多いそうですよ。
店舗に入る泥棒というのは、手ぶらで侵入して手ぶらで出ていくようにするみたいです。
夜間とはいえ外に出た時に、もし通りすがりの人に姿を見られても手ぶらを装うことで見た目で怪しまれないようにです。紙幣ならポケットに詰め込んでおけます。
だから隣の店舗もご丁寧に金庫を開けて紙幣だけ盗難されたんです。
小さい金目の物があったらお金以外も盗まれるそうですが、なにせ私が扱っている物は家具・インテリアですからね・・・
高額には違いないですが盗み出されることはありません。
でも運が良かったのは、お金が無いとなると腹いせに何かを破壊されたりすることがあるそうなのでそれが無かったことです。もうこれ最悪ですね。
お店をやると盗難にあうことがあるというのは身に染みて理解しました。
皆さんも気を付けましょうね。
保険の大切さも身に染みました。ちゃんと入っておいてよかった・・・
ちなみに泥棒対策ですが、入口扉の両側をセキュリティ性の高いカギにしたので、ガラスを割って手を入れようが開錠することが出来なくなりました。
そしてそれ以前に、私が入居しているビル自体の玄関の扉を施錠するようにしました。
これは開けられないはずです。かなりのカギですし通りに面しているので作業しづらいです。しかも街中ですから深夜でも人通りが途切れない場所です。
そう、以前はビルの扉が壊れていたので夜中でも開けっ放しだったんです。
繁華街でどうかと思いますよ。
これを機にビルの管理人が直してくれました。
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