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相見積もりのルールというかマナー

見積もり

 

個人でも法人でもまとまった金額の家具やインテリアを手に入れるとなると、ネットショップではなくお店や営業などに直接相談をしてから購入するのが普通です。

まとまった金額というと曖昧ですが・・・数十万円じゃなくて、もっと総額が多くなる場合ですね。

 

そうすると気になるのが金額です。

定価ではなく少し値段が下がるのが普通でしょう。

 

特に総額が大きくなるような物件だと相見積もりをすることも珍しくないと思います。法人物件はもちろんですが、個人でも住宅の家具全部となるとかなりの金額となります。

 

相見積もり(あいみつもり)とは何?わかりやすく解説 Weblio辞書
相見積もり(あいみつもり)とは、複数の業者に同じ条件で価格見積もりを依頼し、それらを比較することである。Weblio国語辞典では「相見積もり」の意味や使い方、用例、類似表現などを解説しています。

 

他の業者と金額の比較をすることを「相見積もり」と言います。業界用語は「あいみつ」です。

 

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相見積もりをして支払先を決めるのも良いですが、相見積もりには相見積もりをする際のマナーがあるので参考にしてもらえると良いです。

 

相手が店舗の場合はこんな感じでしょうか。

あくまで私が関わっている家具業界の話として聞いてください。

 

①相見積もりすることを伝える

 

これ重要です。もうすごい重要。

まず最初にお店に申告することでスムーズに事が運びます。一番最初に言いましょう。

逆に相見積もりすることを隠すとあとで「だったら最初に言えよ!」のようなトラブルが起きるかもしれません。誰にとっても良くない結果が待っていることもあります。

この時点で”何処と相見積もりするのか”を伝えるのも良いです。

あ、自分の氏名や連絡先も最初に提示するとスムーズです。法人だったら最初に名刺交換するのが良いですね。納品先住所もです。

 

②相見積もりするうえで譲れない部分を伝える

 

予算なのか、納期なのか、家具の種類なのか、色なのか、とにかくもっとも変えたくない部分も最初に伝えてください。

その範囲で考えることが出来る方がわかりやすいです。

最初から無理なことを考えなくて済むので便利です。予算内で最善を決めるのがベストです。

 

③相見積もり先で別店舗から聞いた内容を伝えない

 

例えばA店で見積もりをした後にB店に行ったときに、「A店ではいくらいくらで納品が~」と話すのは感心しません。

客側で考えるとA店の情報をだしてB店に競わせることでさらにサービスや値下げを強要できると考えるかもしれませんが、これをするとA店が一方的に不利になるだけなのでフェアではありません。後出しジャンケンですもの。

それに、おそらくA店で家具や製品の情報や提案を受けているので、情報だけ持って行ってしまっているモラルが無い行為となります。これされたら私はその人と関わることを一生やめるレベルです。

B店で見積もりを出してもらった後にA店に戻り更なる値下げを強要するのはもう最悪です。

それやるんだったらもう最初から「自分は値段しか興味が無い!」とはっきり伝えてください。そしたら私は一切かかわりませんから時間もとられませんので助かります。

相手にタダ働きさせることが自分にとって得だと勘違いしないでくださいね。

 

 

⑤断りの連絡を入れる

 

相見積もりをした後に実際に購入するお店を選んだら、選ばなかったお店に断りの連絡をしましょう。

これをしないと、お店側もいつまで見積もりや提案をすれば良いのかわかりませんからいつまでも考え続けることになってしまいます。私も過去に一度こうした経験があり本当に困りました。

 

 

以上、面倒に感じる方もいるかもしれませんが、円滑に進むためのマナーだと思ってもらえると幸いです。

こんなマナーを守って何か良いことあるの?と思われる人もいるかもしれませんが、こうしたマナーを守る人は好かれますからお店側も対応が良くなりますよ。

それに、自分がされたら嫌なことはしないのが健全です。

 

価格が大事なのはわかるのですが、むしろ安くすることばかり薦めてくる店はちょっとあれですね。

安売りをするということはつまり価格しか訴求することが無いということです。

家具一つとっても正規かどうか、流通方法から納品、施工、アフターフォローまで全てのお店で対応が違います。

だから価格だけ比べてしまってもあまり良い結果にはならないでしょうね。

相見積もりをした際に、金額を安くしないところの方が信用できますよ。

 

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