関係者によると、立ち入り検査が行われているのは、栃木県鹿沼市にある同社の本部など。同社は遅くとも数年前から、新規出店する際、家具メーカーや卸売業者などに対し、従業員を無償で派遣するよう求めて家具などの陳列作業をさせていたほか、店舗でのセール時には、こうした納入業者に「協賛金」として費用の一部を負担させていた疑いがあるという。
読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/national/20220623-OYT1T50122/
たまたま耳に入った”とある”大型家具屋が無償で外部社員を働かせていたというニュースですが、これって・・・独占禁止法違反(不公正な取引方法)になるんですか!?
店舗にメーカーや卸業者の人間が店頭に立って接客をする通称「応援」※と呼ばれる行為のことですよね?※呼び方は様々あります
大きな納品の際にはメーカーの人間が手伝ったり、ディスプレイの展示をしたりといろいろしているようですが、こんなの何十年も前から家具屋が当たり前にしていることなんですけど・・・
それがとうとう立ち入りですか・・・
たぶん問題なのは店側が無償で強制的にやらせていたという点でしょう。
メーカー側が自発的にやる分には問題はないでしょうけど、そしたら自発的にやっているということにしておくだけな気がします。
店舗に対して手伝わなければならないような空気がありメーカーが自発的にやっているということにすれば良いだけです。(それを人は強制と呼ぶ)
今までは当たり前すぎて問題にならなかったのですが、たぶん該当の店舗企業が相当なことをやらかしてしまったのか、傲慢になりすぎたのか、それとも新規のメーカーがこうした”慣例”に反発をして密告をしたのかもしれません。
いずれにしても公取が動いたということで今後は無償の応援は家具業界全体で無くなっていくでしょうか。
大型の店舗ならどこでもやらせてますから影響するところは多いと思います。
だからこの問題はたまたま今回の企業が公取の検査が入っただけで、同じことやっている企業はほかにもありますよ。やってない企業のほうが珍しいじゃないでしょうかね?
家具業界って本当に昭和から感覚が変わっていない人たちがいますから・・・
でもやったもん勝ちですよね。
今まで好き勝手に人をこき使ってきても、これからは別にやらないだけですから今までやっていた分だけ利益を得て強くなっています。公取が入ったからといって業務停止命令まで出るわけありませんし。
もちろん私は今まで応援と称してメーカー側の人間を働かせるなんてことはしていませんし、そもそもそんなことをやれるような力もないです。
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