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近隣店舗から言いがかりを受けた話と、どうして家具の情報発信を辞めたのか

以前はここでも家具の情報発信にいそしんでいましたが、それもすっかり辞めました。

これには理由があります。

 

いつのことかは曖昧にしておきますが、まだ私が実店舗をやっていた時の話です。

 

近隣に、完全に商売が被る他社の実店舗(仮にAとします)がオープンしました。

ジャンルは完全に同じで、客層も重なるため明確な競合でしたが、私はあまり気にしない性格なので、その店舗Aの存在も特に問題とはしていませんでした。

私のお店の売り上げは独自の集客をしているのあまり関係はないとして、むしろ新しくできた店舗Aに対してお客さんを紹介するなど、ポジティブに接していました。

 

しかしある時、あるメーカーから私に連絡がありました。

内容は、私が店舗Aを利用して売り上げを奪っている、というクレームでした。

 

話を聞くと、私が自分のお客さんを店舗Aに誘導し、現物確認や接客だけさせた上で、最終的な購入は私の店でさせている、と店舗Aの店長が報告しているとのことでした。

もちろん私はそんなことはしていません。

 

先述の通り、お客さんの紹介はしていましたが、あくまで展示や在庫がない場合に親切心で店舗Aを案内していただけです。

戻ってきてうちで購入してもらうようなことは一切ありませんでした。

 

しかし、そのように説明しても証拠がありません。

それなら店舗Aの主張も証拠がないはずですが、なぜかそちらは問題にされません。

 

結局、これ以上話しても埒が明かないため、私が引く形でその関係から離れることになりました。

言いがかりによって、いろいろなものを失う結果となりました。この頃から該当のメーカーとも疎遠になっていきました。

 

親切でお客さんを紹介していたのに、それが仇となって返ってきたのです。

 

店舗Aの店長とはオープン当初に会って話したことがありますが、もともと家具・インテリア業界の人ではなく、知識や経験もほとんどないような人物でした。

その時の印象としては、私に対してあまり良い感情を持っておらず、プライドの高さを感じました。

後から知ったのですが、どうやら店舗Aは売り上げ不振の原因を私のせいにして報告していたようです。

 

この経験から、私は考え方を大きく変えることになりました。

それまでは、自分の売り上げ以上に、家具の世界を世間に知ってもらい、業界全体の売り上げが上がれば良いという気持ちで、10年以上記事を書き続けてきました。

実際に私の記事によって他店の売り上げが伸びていることも把握していましたし、感謝されることも少なくありませんでした。

そうした活動を通じて業界の人たちとも関係を築いてきましたが、まさかこのような形になるとは思わず、一気にモチベーションを失いました。

 

自分の情報発信によって少なからず恩恵を受けていたはずの業界から、このような形で返されるのであれば、もう関わる必要はないと感じました。

「私がいなくても変わらない」と言われるかもしれませんが、少なからず影響があったのは事実だと思っています。

だからこそ、これ以上関わらないようにと考え、家具の情報発信には消極的になりました。

 

そして現在に至ります。

 

今は実店舗も辞め、店舗Aからも完全に離れました。

おそらく店舗Aは邪魔者がいなくなったと喜んでいるかもしれませんが、私としては辞めて正解だったと思っています。

あのような人たちや業界と関わり続けることの方が、自分の人生にとってマイナスだと感じたからです。

もはや店舗Aやその店長の存在はどうでもよく、気にする価値もありません。

だって能力があるわけでも価値がある人な訳でもないんですから、どうせ不満が溜まったらやめるだけでしょうし、人生で時間を使う相手ではない。

 

以前の業界内はもっとお互いがポジティブで尊重があったのですが、今の世代はどうもそれが無いんですよね。

そもそも別に家具やインテリアが好きで働いているわけでもないし、無根拠に自分が優れていると思っているようで、私のように以前から長くやっているものを敵視します。

 

あの出来事のおかげで、実店舗に固執せず手放すことができたので、むしろ良いきっかけだったとすら思っています。

もう私は人の倍以上働いて、過労死ラインを超えた労働時間を10年以上続けるぐらい働き続けることに固執していた人間だったからです。逆に言えばそれほど真剣にやっていたわけです。

相手は「追い出した」と思っているかもしれませんが、私にとっては「解放された」という感覚です。

成果が出ない原因を内側ではなく外部に求める構造の中では、常に“誰かのせい”にし続けることになるのでしょう。

一言で強い言葉で表現すると、無能は人のせいにする。です。

 

私が困っていると思ったら大間違いで、逆にこの件で実店舗を辞めてもやっていけるような取り組みをずっとやっていたおかげで、いまは金銭的にも充分で自由でストレスのない生活となっています。

本当に良かったと心から思っています。

 

そういえば、あるメーカーは「撮影禁止」を理由に私の動画撮影を断ったにもかかわらず、インフルエンサーには撮影許可を出していました。

こういった小さなこともやる気をなくす要因でした。

 

あと、あるメーカーは私がネガティブなことを記事として書いたら電話があり、記事を消さないと弁護士を立てると言われました。

メーカーの人はよく分かっていないようですが、弁護士のことを出す時点で脅迫は成立します。

別にやりあっても良かったのですが、私だけの問題だけではなくなるのでしぶしぶ了承し、でもネガティブだけ書かないのも嫌だったので、ポジティブも含めてまったく記事を書かないようにしました。

 

結局、相手を脅したり追い詰めたり叩いたりしたら、より悪い結果になるということが分かっていないんですよね。

 

これからは、自分のやりたいことをなるべくやっていく人生にします。

今このタイミングで気づけたことは、むしろ良かったと思っています。

私はブラックな世界でしか働いてこなかったので、このきっかけが無かったらいつまでも今の考えに至らず消耗して倒れていたかもしれませんから。

 

どっちにしろコロナの時に過労で脳を壊しているので、どっちにしろもう今まで通り働けない以上は無理な話だったんですけどね。

やっぱり身体を壊さないとわからないですよ。

 

筆者のお店「case study shop NAGOYA」

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