イタリアンミッドセンチュリーの名作万年カレンダー「フォルモサ」に実は限定品が存在します。
長年変わらないラインナップで愛されてきたデザインの突然の限定色に新たなダネーゼを感じます。
フォルモサの限定カラーはゴールドとレッド
フォルモサはイタリアンミッドセンチュリーを代表するデザインの一つです。
エンツォ・マーリが1963年にデザインをしてから今の今までその佇まいは変わらず存在し続けます。
長年限定カラーというものは存在しませんでしたが、とうとう2017年に限定カラーが登場しました。
しかもカラーはゴールドにレッドと攻めています。
もともとアルミニウム素材を使った本体部分を金と赤に着色をすることで、若干輝きのある高級感のある仕上がりとなっています。
特にレッドは真っ赤じゃないのが好印象です。
ダネーゼにとってレッドカラーはディレクターが変わる前はキーワードでもあった色です。
ちなみにシルバーはもともとのラインナップにあります。アルミニウムそのままのナチュラルというカラーがそれです。
この限定色は日本代理店からの要望で誕生したという経緯があります。
限定色を作るにあたって赤や金が良いのではないかと提案をしたうえでのカラーです。
どちらの色も日本ではめでたい感じがしますので、限定色としてピッタリなのかもしれません。
アーティスティックなオブジェとしても使えるカレンダーです。
2017年の限定色ですが現在も販売を続けています。
限定色を何年も販売しているのはダネーゼのプロダクトではよくあることです。
いくら名作でも日本でダネーゼやエンツォ・マーリのデザインは知名度が低く、デザイン玄人向けのアイテムでもあります。
だから長い時間をかけて販売をし続けいつか在庫が無くなります。
その代り限定版商法はほとんどしませんので、数年に一度程度の頻度で限定品を作ります。
通常のフォルモサはこちら
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